◇◆◇日々のみ言葉
2025年7月15日(火)
◎聖書箇所【第Ⅱコリント人への手紙10章9節~11節】
10:9 私は手紙であなたがたをおどしているかのように見られたくありません。
10:10 彼らは言います。「パウロの手紙は重みがあって力強いが、実際に会った場合の彼は弱々しく、その話しぶりは、なっていない。」
10:11 そういう人はよく承知しておきなさい。離れているときに書く手紙の言葉がそうなら、一緒にいるときの行動もそのとおりです。
◎ショートメッセージ
《現代訳を掲載いたします。
『10:9 こうは言っても、私はこの手紙であなたがたをおどしているのではない。
10:10 ある人たちはこう言っている。「パウロの手紙はなかなか立派だが、実際に会ってみると、たいしたやつじゃない。」
10:11 こんなことを言っている人はよく覚えておいてほしい。今度あなたがたの所に行く時は、その手紙と同じ様に行動するつもりだ。』
この時のパウロの姿はどのような姿であったことでしょうか。最高法院から権限を与えられて、ダマスコ在住のクリスチャンを一人残らず、捕縛しようとして、意気盛んに向かっていた、あの青年パウロはどこに行ったのでしょうか。
この時のパウロは、「石打の刑」を経験してから数年後のことです。その時、多くのユダヤ人が投げた石によって、一時死んだと思われたのですが、主イエスの恵みと哀れみによって生き返ったのです。
この時、パウロは「第三の天」にまで引き上げられ、そこで、主イエスにお会いし、たくさんの奥義と真理を授与されたと、伝えられています。
しかし、「石打の刑」によって、相当のダメージを、肉体に受けたことは、ほぼ間違いありません。それゆえ、コリントの人々には、か弱く見えたのかも知れません。明日も同じ箇所からとなります。》