• 日々のみ言葉 2025年8月11日(月)

    ◇◆◇日々のみ言葉

    2025年8月11日(月)

    ◎聖書箇所【第Ⅱコリント人への手紙11章26節~27節】
    11:26 幾度も旅をし、川の難、盗賊の難、同国民から受ける難、異邦人から受ける難、都市の難、荒野の難、海上の難、にせ兄弟の難に会い、
    11:27 労し苦しみ、たびたび眠られぬ夜を過ごし、飢え渇き、しばしば食べ物もなく、寒さに凍え、裸でいたこともありました。

    ◎ショートメッセージ
    《現代訳を掲載いたします。
    『11:26 何度も旅行をし、川が反乱して困ったり、盗賊に遭ったり、同じユダヤ人や、異邦人から迫害されたり、都会では騒動にあったり、荒野で野獣に襲われたり、海の上で嵐にあったり、クリスチャンを装った人からだまされたり、
    11:27 労苦したり、徹夜をしたり、断食をしたり、寒さに震え、着る物の無いこともあった。』

    このようなことを使徒パウロはいったい何時経験したのでしょうか。もちろん、ダマスコ途上における、主イエス・キリストとの超自然的な出会いの後であることは言うまでもありません。
    新改訳では、抽象的な訳し方をしていますので、あまりピリッとは、しませんが、現代訳では、かなり分かりやすくなっています。特に「都市の難」や「荒野の難」では、具体的に何なのか、はっきりしません。

    さて、考えられますことは、パウロとバルナバとマルコによる第一回伝道旅行、そしてシラスを伴にした、第二回伝道旅行の時であったことは間違いありません。
    となりますと、若いヨハネ・マルコが途中で挫折してエルサレムに逃げ帰ってしまったことは、彼の弱さと言うだけではなく、想像以上に厳しい旅行であったからに違いないのです。
    また、コリント第Ⅱの手紙は、エペソ教会で書き記されたと伝えられています。と言うことは、最大の海難事故には、まだ遭っていないことが分かります。それは、ローマへの船旅のことです。》

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