• 2025年8月24日礼拝メッセージの概要

    ※本日の聖書箇所「ルカの福音書10章17節~20節」(新約p.135上段左側)

    ◎メッセージ【天に記された名前とは?】
    《主イエスが弟子たちの中から、新たに60名の弟子たちを選び、十二使徒たちと一緒に、二人ずつ合計36チームとして、ユダヤやサマリアの町々に遣わさせた時のことです。さて、約束の日数が経って、彼らは、皆、全員が主イエスの御元に戻って来ました。おそらく出発した同じ町だと思われます。そして、次々に報告したわけです。
    「主よ。あなたの御名を用いると、悪霊どもでさえ私たちに服従します。」
    もちろん、彼らは悪霊を追い出しただけではありません。多くの病を癒したに違いありません。ところで、彼らはどのような御名を唱えたのでしょうか。私は、「ナザレのイエス」であったと思っています。マタイは「彼はナザレ人と呼ばれる」と書き記しています。さて、主イエスは、彼らからの報告を聞いて言われます。
    「サタンが稲妻のように天から落ちるのを、私は見ました。」
    主イエスが、サタンに真の勝利をするのは、十字架です。そして、三日目に復活された時には、サタンの最後の武器であった「死」が滅ぼされることになります。
    また、終わりの時代に天において戦いが起こり、ミカエルとガブリエル率いる御使いによって、悪魔とその仲間が地上に突き落とされることになるということです。
    「確かに私はあなたがたに、蛇やサソリを踏みつけ、敵のあらゆる力に打ち勝つ権威を授けました。ですから、あなたがたに害を加えるものは何一つありません。」
    この言葉は、非常に衝撃的な言葉です。もし、これが事実ならば、私たちに与えられた権威は何と素晴らしいのでしょうか。この権威は、主イエスの御名によって祈り、命じることが出来るというものです。そして最後に、主はこのように言われます。
    「しかし、霊どもがあなたがたに服従することを喜ぶのではなく、あなたがたの名が天に書き記されていることを喜びなさい。」と。
    この言葉から、弟子たちは。悪霊が主の御名によって出て行くことに、面白おかしく喜んでいたことが分かります。しかし主イエスは、そんな彼らを諫めたのです。
    ところで、主が言われる書物とは、どのような書物なのでしょうか。一つは「行ないの書」のことです。そして、もう一つが、もっとも重要な書物である「子羊のいのちの書」なのです。この書に、私たち、クリスチャンの名前が書かれています。この書に名前の書かれた者だけが、永遠の命をいただけるのです。
    「罪赦され救われたこと」こそが、この世における最大の奇跡であり、人生の目的でもあるのです。
    すべての人の人生は、主イエス・キリストに出会い、神様と共に、主の証人として、この世を全うすることなのです。私たちが創造された理由と目的は、この世界を創造された真の神様に出会い、神様を喜び、愛し、神様と共に歩むことなのです。》

Comments are closed.