◇◆◇日々のみ言葉
2025年9月4日(木)
◎聖書箇所【ピリピ人への手紙1章1節】
1:1 キリスト・イエスのしもべであるパウロとテモテから、ピリピにいるキリスト・イエスにあるすべての聖徒たち、また監督と執事たちへ。
◎ショートメッセージ
《昨日と同じ箇所からとなります。再度ですが、現代訳を掲載いたします。
『1:1 キリスト・イエスにつかえるパウロとテモテから、ピリピにあるキリスト教会の監督職の人々、執事たち、および会員の皆さんへ。』
ここで、パウロは、自分の名前と共にテモテの名前を挙げています。これは、やがてテモテこそが、自分亡き後、教会を指導する者であること、跡を継ぐ者であることを、明確にしています。
この当時、ピリピ教会はまだ一つであったようです。なぜなら、監督は単数で書かれ、執事は複数で書かれているからです。ピリピ教会には、パウロが按手して任命した監督(牧師)が置かれていたことが分かります。
さて、ピリピ教会は、紫布職人ルデヤとその家族、そして奇跡的に救われた牢番とその家族によって始められたことは、使徒の働きに書き記されています。
聖書には書かれてはいませんが、私はこの牢番こそが、ピリピ教会の監督に選ばれたのではないかと考えています。
牢番の職を辞し、教会を家族で支え、それだけではなく、パウロをも何度も援助したと言われているピリピ教会。まさに、喜びの教会を導くのに、相応しい存在ではないでしょうか。
そうしますと、パウロとシラスが、誤解からムチ打たれ、牢屋に入れられたことも、益と変えられたことになるわけです。神様に取って偶然はなく、必然だけがあることになるのです。》