◇◆◇日々のみ言葉
2025年9月14日(日)
◎聖書箇所【ピリピ人への手紙1章18節】
1:18 すると、どういうことになりますか。つまり、見せかけであろうとも、真実であろうとも、あらゆるしかたで、キリストが宣べ伝えられているのであって、このことを私は喜んでいます。そうです、今からも喜ぶことでしょう。
◎ショートメッセージ
《現代訳を掲載いたします。
『1:18 すると、どういうことになるだろうか。たとい、見せかけであろうと、真実であろうと、いろいろなやり方でキリストが宣べ伝えられているわけだから、私はそれを喜んでいるし、また、これからも喜んでいきたい。』
この節に、二回目と三回目の「喜ぶ」と言う単語が出て来ます。まず始めに喜んでいることとは、「見せかけであろうと、真実であろうと、いろいろなやり方でキリストが宣べ伝えられている」ことを喜んでいるということです。
そして、今からも、これからも、そのことを喜ぶと言うことが三回目になります。パウロは、あえて批判しないで、物事の裏に隠された真理を見抜いています。
それにしても、当時のローマ教会の人々には驚かされます。高官であろうと、またローマ兵であろうと、主イエス・キリストの福音を伝えたのですから。
以前、パウロが出した「ローマ人への手紙」によれば、パウロ自身も、また十二使徒の誰もが、ローマ教会に派遣されたことはありませんでした。
それにも関わらず、ローマ教会は、しっかりと信仰を守り抜いていたのです。これこそが、喜びでなくして、一体何だと言うのでしょうか。》