◇◆◇日々のみ言葉
2025年9月22日(月)
◎聖書箇所【ピリピ人への手紙2章1節~2節】
2:1 こういうわけですから、もしキリストにあって励ましがあり、愛の慰めがあり、御霊の交わりがあり、愛情とあわれみがあるなら、
2:2 私の喜びが満たされるように、あなたがたは一致を保ち、同じ愛の心を持ち、心を合わせ、志を一つにして下さい。
◎ショートメッセージ
《現代訳を掲載いたします。
『2:1 あなたがたには、キリストによる本当の慰め、心のこもった愛の励まし、御霊の交わり、思いやりとあわれみがあるのだから、
2:2 どうか同じ思いになり、同じ愛の心を持ち、心を一つにし、一つ目的のために、一生懸命になって、私を喜ばせてほしい。』
今日からピリピ人への手紙の2章にはいります。実際の羊皮紙の巻物の書簡には、章もなければ、また節もありません。これは、後の印刷業者が、便宜上に付け加えた数字だからです。よって、1章と2章との切れ目はなく、つながっていることは明白です。
ここでのパウロの願いは、教会内において、一致を保ち、同じ愛の心を持ち、志を、すなわち一つの目的のために、心を一つにして欲しい、と言うことなのです。
もちろん、これを成し遂げる為には、主イエスの励ましと愛の慰め、聖霊の交わりと、互いの愛情と哀れみがなければならないことは、言うまでもありません。パウロは、ピリピ教会の兄弟姉妹には、それがあることを信じているのです。
そして、ここにも「喜び」が出て来ます。この喜びはパウロに取っての喜びです。彼がやがて釈放されて、ピリピ教会を再訪問した時に、一つとなった兄弟姉妹を見て、喜ばせて欲しいと言うことなのです。》