◇◆◇日々のみ言葉
2025年10月11日(土)
◎聖書箇所【ピリピ人への手紙2章22節~24節】
2:22 しかし、テモテの立派な働きぶりは、あなたがたの知っているところです。子が父に仕えるようにして、彼は私と一緒に福音に奉仕して来ました。
2:23 ですから、私のことがどうなるかがわかりしだい、彼を遣わしたいと望んでいます。
2:24 しかし私自身も近いうちに行けることと、主にあって確信しています。
◎ショートメッセージ
《現代訳を掲載いたします。
『2:22 しかし、テモテの素晴らしさについては、あなたがたの知っているとおりである。子供が父親に対するように私に対し、私と一緒に福音を宣べ伝える働きをして来た。
2:23 そういうわけで、私はこれからの見通しがつきしだい、すぐにでも彼をあなたがたの所に送りたいと思っている。
2:24 私も、間もなく主がそちらに行かせて下さると確信している。』
テモテは、ピリピ教会の人々に、評判がとても良かったことがここから分かります。キリスト者として、そして福音を伝え、教える者として、そのすべてに素晴らしいものがあったと考えられます。まさしく、使徒パウロが、精魂込めて導いた弟子だったのです。
ここで、「私のことがどうなるかわかりしだい」、あるいは、「見通しがつきしだい」とは、皇帝ネロによる裁判を指しています。おそらく、その日程が決まり次第、テモテをピリピ教会へ送ることを提案しているのです。
また、パウロ自身、「私も、間もなく主がそちらに行かせて下さると確信している」と書き記していることから、聖霊様がパウロに釈放されることの確信を与えらておられることは明白です。
事実、ローマに護送されてから二年後にパウロは釈放されることになります。》