◇◆◇日々のみ言葉
2025年10月12日(日)
◎聖書箇所【ピリピ人への手紙2章25節】
2:25 しかし、私の兄弟、同労者、戦友、またあなたがたの使者として私の窮乏のときに仕えてくれた人エパフロデトは、あなたがたの所に送らねばならないと思っています。
◎ショートメッセージ
《現代訳を掲載いたします。
『2:25 しかし、同じクリスチャンであり、同労者であり、また私を助けてくれるためにあなたがたから遣わされて来たエパフロデトを、あなたがたの所に送っておくことが必要だと思っている。』
ここに、聖書では始めて「エパフロデト」が登場します。この名前は、ギリシャ語で、「ハンサムな、魅力的な」という意味だそうです。
マケドニヤ州ピリピ出身のクリスチャンで、ピリピ教会からの贈物を持って獄中のパウロを訪れ、そこでパウロに仕えたと伝えられています。
ところが、獄中において彼は死ぬほどの病気にかかり、生死をさまよったのです。病気の原因は不明ですが、やがて奇跡的に回復し、パウロは、エパフロデトを心配し、回復を熱心に祈り続けたピリピ教会へ遣わすことを考えていたのです。
そして、元気な彼の姿を見たピリピ教会の人々が、真の喜びに満たされることを願い、期待したのです。
彼の働きが、一世紀後半の教会を盛り上げ、導いて行くことになります。エパフロデトは、十二使徒ではありませんが、聖書には、彼の名前の前に、アポストロイ(使徒)と言う言葉が、冠詞と共に書き記されています。彼は、まさしく十二使徒にも勝るとも劣らない働きをしたに違いありません。》