◇◆◇日々のみ言葉
2025年10月14日(火)
◎聖書箇所【ピリピ人への手紙2章26節~27節】
2:26 彼は、あなたがたすべてを慕い求めており、また、自分の病気のことがあなたがたに伝わったことを気にしているからです。
2:27 本当に、彼は死ぬほどの病気にかかりましたが、神は彼をあわれんで下さいました。彼ばかりでなく私をもあわれんで、私にとって悲しみに悲しみが重なることのないようにして下さいました。
◎ショートメッセージ
《昨日と同じ箇所からとなります。再度となりますが、現代訳をも掲載いたします。
『2:26 というのは、彼はあなたがた一同を慕い求めており、また、自分が病気になったことがあなたがたに聞こえたので、心苦しく思っているからである。
2:27 本当に彼は死ぬほどの病気にかかったのにが、神は彼をあわれんで、治して下さった。彼だけでなく、私をもあわれんで下さったので、悲しみに悲しみを重ねないで済んだ。』
昨日は、教会(エクレーシア)について、考えて見ました。今日は、エパフロデトのことについて考えて見たいと思います。
なぜ、エパフロデトは、自分が病気になったことが、ピリピ教会の人々に知られたことを、心苦しく思ったのでしょうか。一つは、愛する教会の人々に心配をかけたくなかったことが考えられます。
そしてもう一つは、師でもあるパウロの役に立ちたい為に、ローマのパウロの所に行ったのに、自分自身が病気をしてしまい、パウロの役に立つよりも多大なる迷惑をかけてしまったからではないでしょうか。
しかし、「死ぬほどの病気」から、エパフロデトをあわれみ、いやして下さったのは他でもない、主イエス様なのです。
その根底には、紛れもなく、ピリピ教会の人々が熱心に、取りなしの祈りを捧げたからではないでしょうか。それゆえに、もし私がエパフロデトだとしたら、何も心苦しく思う必要はなく、ピリピ教会の人々に感謝をし、再会した時には、心からの礼節を尽くすに違いありません。明日も同じ箇所からとなります。》