◇◆◇日々のみ言葉
2025年10月28日(火)
◎聖書箇所【ピリピ人への手紙3章10節~11節】
3:10 私は、キリストとその復活の力を知り、またキリストの苦しみにあずかることも知って、キリストの死と同じ状態になり、
3:11 どうにかして、死者の中からの復活に達したいのです。
◎ショートメッセージ
《現代訳を掲載いたします。
『3:10 私の願いは、キリストをさらに深く知りたいということであり、キリストを復活させた超自然の力を体験すること、つまりキリストの苦しみにあずかり、生まれながらの利己的な自分に死んで、
3:11 キリストと共に死人の中から復活し、命にあふれるという体験をし続けることである。』
パウロは、「私は、キリストとその復活の力を知り」たいと言っていますが、これは、復活のことを指しています。しかし、これはラザロやパウロが経験した「生き返り」とは違い、栄光の体に変えられて復活することなのです。
それゆえに、現代訳においては、「キリストを復活させた超自然の力を体験すること」と訳しています。
また、「キリストの苦しみにあずかることも知って」と言っていますが、これはもう経験済みのことだと言えます。何度も書き記していますが、彼は「死」を体験しています。体中に、何十発も石を投げられたのです。まさに、想像を絶するほどの痛みであったことでしょうか。
「キリストの死と同じ状態」とは、「生まれながらの利己的な自分に死ぬ」ことを指しています。
それゆえに、パウロは証しするのです。
『私たちは、キリストの死にあずかるバプテスマによって、キリストとともに葬られたのです。それは、キリストが御父の栄光によって死者の中からよみがえられたように、私たちも、いのちにあって新しい歩みをするためです。もし私たちが、キリストにつぎ合わされて、キリストの死と同じようになっているのなら、必ずキリストの復活とも同じようになるからです。(ローマ6:4~6:5)』と。》