◇◆◇日々のみ言葉
2025年10月29日(水)
◎聖書箇所【ピリピ人への手紙3章10節~11節】
3:12 私は、すでに得たのでもなく、すでに完全にされているのでもありません。ただ捕えようとして、追求しているのです。そして、それを得るようにとキリスト・イエスが私を捕えて下さったのです。
3:13 兄弟たちよ。私は、自分はすでに捕えたなどと考えてはいません。ただ、この一事に励んでいます。すなわち、うしろのものを忘れ、ひたむきに前のものに向かって進み、
3:14 キリスト・イエスにおいて上に召して下さる神の栄冠を得るために、目標を目ざして一心に走っているのです。
◎ショートメッセージ
《現代訳を掲載いたします。
『3:12 信者の皆さん。私はもうそれを自分のものにしたとか、もう完成された者になったとか言っているのではなく、それを自分のものにしようと追い求めている。それは、すでに私がキリスト・イエスにしっかり捕まえられているから出来るのである。
3:13 信者の皆さん。私はもうそれを自分のものにしたなどとは思っていない。私は、ただこのことに励んでいる。つまり、うしろのものを忘れ、前のものに向かって前進しており、
3:14 キリスト・イエスによって私たちのために用意されている神の栄冠を得るために、目標を目ざして一心に走っている。』
サウロは、なおも主イエスを信じる者たち、すなわち「ナザレ派」の者に対しての憎しみを募らせ、ユダヤ人の兵士(主に神殿兵士)を引き連れて、ダマスコに向かっていた時のことです。突然、まばゆいばかりの光に打たれて、サウロも兵士たちも、倒されます。
「サウロよ。サウロよ。なぜあなたは私を迫害するのか。」
「主よ。あなたはどなたですか。」
「私は、あなたがたが迫害しているイエスである。」
この瞬間に、異邦人の使途パウロが誕生したのです。その日から彼は、「神の栄冠」を目指して、走り続けています。
私たちも、出来うる限り、彼の後を追いかけるように、やがて与えられる「神の栄冠」を受ける時まで走り続けようではありませんか。
この「神の栄冠」こそ、携挙の時に与えられるものなのです。しかも、これは空想話ではなく、事実であり真実なのですから。》