• 日々のみ言葉 2016年4月18日(月)

    ◇◆◇日々のみ言葉

    2016年4月18日(月)

    ◎聖書箇所 【マルコの福音書13章28節~29節】

    13:28「いちじくの木から、たとえを学びなさい。枝が柔らかになって、葉が出て来ると、夏の近いことがわかります。
    13:29 そのように、これらのことが起こるのを見たら、人の子が戸口まで近づいていると知りなさい。」

    ◎ショートメッセージ

    《今年も春がやって来ました。関東地方の桜の花の季節は終わりましたが、まだ東北や北海道では、これからです。特に北海道では、見頃が5月の連休頃だそうです。
     日本は四季が豊かな美しい国です。しかしエルサレムのある中東は、もちろん四季はあるのですが、実際には乾期と雨期にしか分かれていません。

     主イエス様は、「いちじくの木」をたとえられました。

     ユダヤ地方では、「いちじく」はとても貴重な食料です。いちじくは、3月から4月にかけて、すでに青い実をたくさんつけています。これが6月から7月にかけて熟する夏いちじくで、この後に葉が出て来ます。それからさらに、8月から9月にかけて、その年の新しい枝についた果実が熟し、これを秋いちじくと言います。
     それゆえ、イエス様は、「葉が出て来ると、夏の近いことがわかります。」と言われたのです。

    「そのように、これらのことが起こるのを見たら、人の子が戸口まで近づいていると知りなさい。」

     主イエス様が再臨される時には、「多くのしるしが成就する」と言われるのです。

     それでは実際には、どのようなことが起きるのでしょうか。
     聖書は預言をも含めて、段階的に様々な真理や、奥義を啓示して行きます。

     たとえば「教会」、この言葉が、聖書に初めて出て来るのは、マタイの福音書においてです。しかもイエス様が、シモン・ペテロの「メシヤ告白」のあとに、初めて公にされます。

     マタイによりますと、

    『では、私もあなたに言います。あなたはペテロです。私はこの岩の上に私の教会を建てます。ハデスの門もそれには打ち勝てません。私は、あなたに天の御国のかぎを上げます。何でもあなたが地上でつなぐなら、それは天においてもつながれており、あなたが地上で解くなら、それは天においても解かれています。」(マタイの福音書16:18~16:19)』となっています。

     ここから「教会時代」と言う恵みの時が、人類の歴史の中に、神様が特別に用意されたことが分ります。

     今は「教会時代」です。まさしく「恵みの時であり救いの時」です。しかしやがて、この教会が取り去られる時が来ます。それが「携挙」です。
     そして、その後の世界に起きることが、「ヨハネの黙示録」に啓示として書かれています。

     「人の子が戸口まで近づいている。」と言うことは、「教会が取り去られる時」が近づいていることを警告しています。「恵みと救いの時」である「教会時代」が終わろうとしているのです。その前に、日本に大リバイバルが訪れます。》

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