◇◆◇日々のみ言葉
2016年4月19日(火)
◎聖書箇所 【マルコの福音書13章30節】
13:30「まことに、あなたがたに告げます。これらのことが全部起こってしまうまでは、この時代は過ぎ去りません。」
◎ショートメッセージ
《主イエス様が、「まことに、あなたがたに告げます。」というお言葉は、真理あるいは奥義とも取れる、大切かつ重要なことを、これから述べようとされる時に、必ず用いる「言い回し」でもあります。
ギリシャ語では「アーメン」です。「アーメン」を二回繰り返される場合もあります。その時には、真理と奥義の中において、最も重要なことを述べられることは、間違いではありません。
「これらのことが全部起こってしまうまでは、この時代は過ぎ去りません。」
「これらのこと」とは、今までイエス様が言われたことを指しています。
①にせキリストの出現
「人に惑わされないように気をつけなさい。わたしの名を名のる者が大ぜい現われ、『私こそそれだ。』と言って、多くの人を惑わすでしょう。そのとき、あなたがたに、『そら、キリストがここにいる。』とか、『ほら、あそこにいる。』とか言う者があっても、信じてはいけません。彼らは、できれば選民を惑わそうとして、しるしや不思議なことをして見せます。」
②戦争と地震と飢饉
「民族は民族に、国は国に敵対して立ち上がり、方々に地震があり、ききんも起こります。」
③福音の全世界への波及
「こうして、福音がまずあらゆる民族に宣べ伝えられなければなりません。」
④反キリストの出現とエルサレム神殿の再建
「『荒らす憎むべきもの』が、自分の立ってはならない所に立っているのを見たならば、ユダヤにいる人々は、急いで山へ逃げなさい。」
⑤主の日(再臨)の到来
「その日には、その苦難に続いて、太陽は暗くなり、月は光を放たず、星は天から落ち、天の万象は揺り動かされます。そのとき、人々は、人の子が偉大な力と栄光を帯びて雲に乗って来るのを見るのです。そして、人の子は、御使いたちを送り、地の果てから天の果てまで、四方からその選びの民を集めます。」
この時代とは、この世のことです。この世界に終わりがあると言うことです。始めがあったのですから、終わりも当然存在するのです。
しかし神様は、恵み深き方であられます。エデンの園が、いかに素晴らしいものであったことを、アダムとエバだけが知っていたのですが、その素晴らしさを聖徒たちだけではなく、「主の日」までに生き残った人々に味わってもらおうと、「千年王国」があるのです。
その「千年王国」こそが、新しい時代の幕開けとなります。》