◇◆◇日々のみ言葉
2016年10月3日(月)
◎聖書箇所 【ルカの福音書2章15節~16節】
2:15 御使いたちが彼らを離れて天に帰ったとき、羊飼いたちは互いに話し合った。「さあ、ベツレヘムに行って、主が私たちに知らせてくださったこの出来事を見て来よう。」
2:16 そして急いで行って、マリヤとヨセフと、飼葉おけに寝ておられるみどりごとを捜し当てた。
◎ショートメッセージ
《『さて、この土地に、羊飼いたちが、野宿で夜番をしながら羊の群れを見守っていた。すると、主の使いが彼らのところに来て、主の栄光が回りを照らしたので、彼らはひどく恐れた。
御使いは彼らに言った。「恐れることはありません。今、私はこの民全体のためのすばらしい喜びを知らせに来たのです。きょうダビデの町で、あなたがたのために、救い主がお生まれになりました。この方こそ主キリストです。あなたがたは、布にくるまって飼葉おけに寝ておられるみどりごを見つけます。これが、あなたがたのためのしるしです。」
すると、たちまち、その御使いと一緒、多くの天の軍勢が現われて、神を賛美して言った。「いと高き所に、栄光が、神にあるように。地の上に、平和が、御心にかなう人々にあるように。」(ルカの福音書2:8~2:14)』
一人の御使いさえ、輝かしい存在であるのに、多くの天の軍勢が現わたとしたら、ベツレヘムの町近くの荒野は、まるで昼間のような明るさと荘厳さに満ちあふれたのです。
彼らも非創造物です。彼らは神様を礼拝し、心から賛美します。御使いは、私たち人間に仕える為に、守る為に神様が創造されたのです。
主イエス様が、人となってお生まれになった日。この時、全人類の喜びの訪れの日であったことは、間違いないことですが、御使いたちに取っても、やがて勝利者となられる神の御子が生まれたこの日こそ、何千年も待ち望んだ日であったからです。まさに彼らにも、大いなる喜びの日であったのです。
御使いたちが、天に上って帰った後、辺りはまた静けさが戻りましたが、まだ明るさは続いていたはずです。
羊飼いは、今見た「幻」いや現実に体験したことに心躍らせ、彼らはすぐさま行動を開始しました。
「さあ、ベツレヘムに行って、主が私たちに知らせてくださったこの出来事を見て来よう。」
この時、ベツレヘムの町の上には、真昼のような明るい星が留まっていたはずです。羊飼いはその星を目指して進んで行きました。
そしてその星の照らし出した場所こそ、ヨセフとマリヤが宿の女主人によって案内された横穴式の家畜小屋であったのです。
彼らは、御使いの言った通りに、生まれたばかりの飼葉おけに寝かされたみどりごとを捜し当てました。
最初に救い主に、キリストに出会った人々は、名もない貧しい羊飼いたちでした。
これが本当のクリスマスです。クリスマスとは、キリストをミサすると言う意味です。つまり礼拝するのです。
最初の礼拝者は、この羊飼いたちでした。そこにはケーキもクリスマスツリーも、また暖炉も温かくて美味しい料理も、何もなかったのです。》