• 日々のみ言葉 2016年10月6日(木)

    ◇◆◇日々のみ言葉

    2016年10月6日(木)

    ◎聖書箇所 【ルカの福音書2章19節~20節】
    2:19 しかしマリヤは、これらのことをすべて心に納めて、思いを巡らしていた。
    2:20羊飼いたちは、見聞きしたことが、全部御使いの話のとおりだったので、神をあがめ、賛美しながら帰って行った。

    ◎ショートメッセージ
    《昨日に引き続いて19節からです。
    「マリヤは、これらのことをすべて心に納めて、思いを巡らしていた。」

     ここから「思い巡らす」と言うことについて、考えて見たいと思います。
     尾山令仁先生は、このように言われます。

    『思い巡らすと言うことは大事なことです。特にみ言葉を思い巡らすこと、つまりみ言葉を黙想することは大きな祝福となります。
     私たちがみ言葉を思い巡らすことによって、主がそれを私たち自身の生活の祝福に大きく用いて下さることでしょう。
     み言葉を思い巡らす人生は、「川の側に植えられた木のようだ。時が来ると実を結び、その葉もしぼまないように、することはすべてうまく行く。」のです。
     ここで言われている「川」とは主ご自身を指しています。主ご自身から命と祝福を頂き、素晴らしい人生を送ることが出来るのです。』と。

     私たちは霊的存在です。肉の体が朝昼晩に糧が必要なように、霊の体も糧が必要なのです。肉体は満腹していたとしても、霊が飢え渇いていたとしたら、その人の本当の存在である霊は、餓死状態になっています。
     霊の食物は「み言葉」です。聖書です。み言葉を読み思い巡らすこと、牛のように反芻することによって、隅々まで力が湧いて来ることが分かるはずです。

     次に20節に目を向けて見ましょう。
    「羊飼いたちは、見聞きしたことが、全部御使いの話のとおりだったので、神をあがめ、賛美しながら帰って行った。」

     羊飼いたちが見聞きしたこととは、御使いが彼らに言ったことを指しています。

    『「恐れることはありません。今、私はこの民全体のためのすばらしい喜びを知らせに来たのです。きょうダビデの町で、あなたがたのために、救い主がお生まれになりました。この方こそ主キリストです。あなたがたは、布にくるまって飼葉おけに寝ておられるみどりごを見つけます。これが、あなたがたのためのしるしです。」(ルカの福音書2:10~2:12)』

    そして彼らは、神様をあがめ賛美しながら、ベツレヘム郊外の羊のいる場所へと戻って行きました。

     ところで、この羊飼いの訪問の時に、東方から来た三博士が、みどりごイエス様を訪ねて来たと考えられていますが、もしそうだとしたらルカは、その場面も福音書に書いたに違いないのです。しかしルカはそのことについては、一切触れていません。
     その辺りのことについては、また後ほど考えて見たいと思います。》

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