• 日々のみ言葉 2016年12月4日(日)

    ◇◆◇日々のみ言葉

    2016年12月4日(日)

    ◎聖書箇所 【ルカの福音書4章41節】
    4:41 また、悪霊どもも、「あなたこそ神の子です。」と大声で叫びながら、多くの人から出て行った。イエスは、悪霊どもをしかって、ものを言うのをお許しにならなかった。彼らはイエスがキリストであることを知っていたからである。

    ◎ショートメッセージ
    《主イエス様は、ガリラヤの町カペナウムのシモン・ペテロとその弟アンデレの家に、ゼベタイの子ヤコブとヨハネを連れて、共に入られました。そして、熱で苦しんでいたシモンのしゅうとめの病をいやしたのです。

     そのうわさを聞き、カペナウム中の人々が、日が暮れると、いろいろな病気で弱っている人たちを、みもとに連れて来たのです。イエス様は、ひとりひとりに手を置いて、いやされたのでした。

     そして、ここでも悪霊を追い出されました。と言うことは、様々な病気や不具合の影には、悪霊どもの存在と影響があることが分ります。
     当時において、悪霊に憑かれると言うことが、大きな問題でもあったからです。

     さて、悪霊を追い出される時にイエス様は、必ず「だまれ。この人から出て行け。」と権威を持って命じられました。また悪霊どもがものを言うことをお許しにならなかったのです。

     ルカは、悪霊どもが出て行く時に、「あなたこそ神の子です。」と大声で叫んだ、と書き記していますが、これは悪霊どもが、取り憑いた人の口と声を使って、このように叫ばせているのです。

     またルカは、悪霊どもが、『イエスがキリストであることを知っていたからである。』とも書き記しています。

     なぜイエス様は、悪霊どもにものを言うことをお許しにならなかったのでしょうか。それは、悪霊どもから栄光を受けることを忌み嫌われたからです。

     イエス様は、まことの神様であられます。神様は、私たち人間から、つまりご自身の創造の最高傑作である人間から、栄光を受けることを願っておられます。

     悪霊どもは、イエス様が「油注がれた者」、すなわち「キリスト」であることを、本当に知っていたのです。なぜなら、以前彼らは御使いとして、三位一体なる神様に、イエス様に仕えていたからです。

     私たち人間一人一人に名前があるように、悪霊どもも、一人一人名前を持っていることを私は信じています。

     聖書によりますと、私たちが知っている御使いの名前は、ガブリエルとミカエルと言う二人の天使長、最高天使しかありません。もちろん悪魔(サタン)になる前の、ルシファーの名は除いてですが。

     しかし御使いたちにも、一人一人名前があるはずです。私たち人間には、それが隠されているだけなのです。

     主イエス様は、やがて「十字架」の御わざにおいて、父なる神様から栄光をお受けになられます。そしてご自身を信じる者から、栄光を受けられるのです。私たちは、いつも栄光を、主イエス様に帰さなければならないのです。》

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