• 日々のみ言葉 2016年12月6日(火)

    ◇◆◇日々のみ言葉

    2016年12月6日(火)

    ◎聖書箇所 【ルカの福音書4章43節~44節】
    4:43 しかしイエスは、彼らにこう言われた。「ほかの町々にも、どうしても神の国の福音を宣べ伝えなければなりません。私は、そのために遣わされたのですから。」
    4:44 そしてユダヤの諸会堂で、福音を告げ知らせておられた。

    ◎ショートメッセージ
    《イエス様は、カペナウム中のあらゆる病人をいやされ、また悪霊に憑かれた人から悪霊を追い出し、そしてその忙しかった一日を終え、弟子たちと共にシモン・ペテロの家にて休まれました。

     マルコによりますと、
    『さて、イエスは、朝早くまだ暗いうちに起きて、寂しい所へ出て行き、そこで祈っておられた。シモンとその仲間は、イエスをを追って来て、彼を見つけ、「みんながあなたを捜しております。」と言った。
     イエスは彼らに言われた。「さあ、近くの別の村里へ行こう。そこにも福音を知らせよう。私は、そのために出て来たのだから。」
     こうしてイエスは、ガリラヤ全地にわたり、その会堂に行って、福音を告げ知らせ、悪霊を追い出された。(マルコの福音書1:35~1:39)』と、書かれています。

     また、マタイによれば、
    『さて、イエスは群衆が自分の回りにいるのをご覧になると、向こう岸に行くための用意をお命じになった。(マタイの福音書手紙8:18)』

     イエス様は、そのあとすぐに、シモンの持ち船に乗って、ガリラヤ湖の向こう岸に向かわれたと言うことが分ります。

     イエス様は言われました。
    「ほかの町々にも、どうしても神の国の福音を宣べ伝えなければなりません。私は、そのために遣わされたのですから。」
    「さあ、近くの別の村里へ行こう。そこにも福音を知らせよう。私は、そのために出て来たのだから。」

     この時、カペナウムでのイエス様の働きは、一時、終了したと思われるのです。イエス様は、カペナウムに留まることも、そしてシモンの家を中心として、ご自身のミニストリーをすることも出来たはずです。
     しかしイエス様は、人々が来るのを待っていたのではなく、ご自分から他の町々に向かわれたのです。

     イエス様はカペナウムの町だけの「メシヤ」ではありません。ユダヤ全地方の、イスラエルの、いや全人類の救い主であるのです。

     有名なイエス様のたとえ話があります。
    『「あなたがたはどう思いますか。もし、誰かが百匹の羊を持っていて、そのうちの一匹が迷い出たとしたら、その人は九十九匹を山に残して、迷った一匹を捜しに出かけないでしょうか。そして、もし、いたとなれば、まことに、あなたがたに告げます。その人は迷わなかった九十九匹の羊以上にこの一匹を喜ぶのです。」(マタイの福音書18:12~18:13)』

     このたとえ話の「誰か」とは、イエス様ご自身のことを指しています。そして迷い出た「一匹の羊」とは、私であり、あなたを指しているのです。イエス様は出て行かれました。私たちもイエス様と同じように、出て行くのです。主を求める迷える魂を見つけ、イエス様の御元に導くためにです。》

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