◇◆◇日々のみ言葉
2017年6月30日(金)
◎聖書箇所 【ルカの福音書10章2節】
10:2 そして、彼らに言われた。「実りは多いが、働き手が少ない。だから、収穫の主に、収穫のために働き手を送ってくださるように祈りなさい。」
◎ショートメッセージ
《主イエス様と弟子たちの一行は、ガリラヤからエルサレムに向かっていました。今回は、普通ユダヤ人が使う「巡礼の道」ではなく、エルサレムへの近道であるサマリヤ経由の道を通られたのです。
そこでも三年前と同じように、いやしと奇蹟や悪霊からの解放の御わざを成されたのですが、残念ながらサマリヤの人々はイエス様を受け入れませんでした。そしてサマリヤを抜け、ユダヤ地方に入って来たのです。
その時イエス様は、十二使徒とは別に、弟子の中から七十人を定め、ご自分が行くつもりのすべての町や村へ、ふたりずつ先にお遣わしになったのです。
そして彼らに言われたお言葉が、今日学ぶ箇所となります。
「実りは多いが、働き手が少ない。だから、収穫の主に、収穫のために働き手を送ってくださるように祈りなさい。」
このお言葉は、不思議なお言葉です。
イエス様は、「実りは多い」と言われるのです。これは「豊作」を意味しています。そして、すでに収穫の時を迎えていると言われるのです。
しかも収穫されるのは、主イエス様ご自身なのです。刈り取られるのは主なのです。
なぜ働き手が少ないと言われるのでしょうか。それは収穫は「刈り取り」だけでは終わらないからです。刈り取ったものを集め、そして脱穀し、食することが出来る様に、有益なものとしなければならない働き手、あるいは助け手が必要なのです。
このお言葉を、私たちの住んでいる日本に置き換えて見ましょう。今の状態ならば、日本は、まさしく極貧の不毛の地ではないでしょうか。クリスチャン人口は、総人口の0.1%にも満たないのですから。
毎年洗礼を受ける人は存在するのですが、それと同じくらいのクリスチャンが、教会から去って行きます。まことに残念なことに、バックスライドして行くのです。
しかし主は、はっきりと言われます。実りは多いと。そして働き手が少ないと。これは羊を養う羊飼いが、牧者が、牧師が少ないと言うことを意味しています。
日本だけです。大きなリバイバルが訪れていない国は。しかも宗教の自由が認められているにも関わらずにです。
収穫は主が成されるのです。リバイバルは、主イエス様が聖霊様と共に起こして下さるものなのです。祈り求めましょう。祈り続けましょう。日本には、やがて大収穫の時が必ずやって来ます。
「実りは多いが、働き手が少ない。だから、収穫の主に、収穫のために働き手を送ってくださるように祈りなさい。」》