◇◆◇日々のみ言葉
2018年1月1日(月)
◎聖書箇所 【使徒の働き22章22節~25節】
27:22「しかし、今、お勧めします。元気を出しなさい。あなたがたのうち、いのちを失う者はひとりもありません。失われるのは船だけです。
27:23 昨夜、私の主で、私の仕えている神の御使いが、私の前に立って、
27:24 こう言いました。『恐れてはいけません。パウロ。あなたは必ずカイザルの前に立ちます。そして、神はあなたと同船している人々をみな、あなたにお与えになったのです。』
27:25 ですから、皆さん。元気を出しなさい。すべて私に告げられたとおりになると、私は神によって信じています。」
◎ショートメッセージ
《A Happy New Year! 明けましておめでとうございます。
2018年1月1日、平成30年元旦。また新しい年がやってまいりました。冬期オリンピックの年です。フィギュアスケート男子で、羽生が金メダルを取ってから、もう4年が経ちました。本当に月日が経つ日は早いものです。羽生が連続で金メダルを取ることを応援しているのは私だけでしょうか。今からが楽しみですね。
さて、今日の聖書箇所は、2018年『めぐみイエス・キリスト教会』の年頭聖句となります。本来ならば、年頭聖句は1節だけにするのが普通ですが、今回はあえて27:22節から25節までとしました。
特に一番、勇気づけられ、また励まされたみ言葉は、パウロが2回繰り返した言葉、「元気を出しなさい」です。
「しかし、今、お勧めします。元気を出しなさい。あたがたのうち、いのちを失う者はひとりもありません。」
パウロを含む囚人と護送のローマ兵の乗った舟が、大嵐に遭い遭難しかかった時のことです。パウロは全員にこのように語りかけたのです。
ローマ兵の隊長も、またその他の乗組員も、そして囚人たちも皆が死を覚悟した時のことです。パウロは、絶望している全員の前に立ち上がって語ったのです。いや、叫んだのです。
「昨夜、私の主で、私の仕えている神の御使いが、私の前に立って、こう言いました。『恐れてはいけません。パウロ。あなたは必ずカイザルの前に立ちます。そして、神はあなたと同船している人々をみな、あなたにお与えになったのです。』
ですから、皆さん。元気を出しなさい。すべて私に告げられたとおりになると、私は神によって信じています。」
まさに信仰の人パウロ。この言葉をパウロの同労者であり、やがて「福音書」と「使徒の働き」を書くことになるギリシャ人ルカ自身も、その耳でこの言葉を直に聞いたのです。
またこの言葉は、絶望し落胆しているすべての人々にも向けて語られたいます。
『しかし、今、お勧めします。元気を出しなさい。あなたがたのうち、いのちを失う者はひとりもありません。失われるのは船だけです。』
イエス・キリストを信じる者には「永遠のいのち」が与えられ、いのちを失う者は本当にひとりとていないのです。
確かに、私たちは生身の体を持っています。肉体が損傷を受ければ死に至ることもあるでしょう。しかし私たちの体の心臓が鼓動を止めても、私たちは生きているのです。なぜなら霊的存在であるからです。
それゆえ失われるのは、私たちの霊が住む体、すなわち「舟」だけなのです。》