◇◆◇日々のみ言葉
2018年2月10日(土)
◎聖書箇所 【ルカの福音書18章34節】
18:34 しかし弟子たちには、これらのことが何一つわからなかった。彼らには、このことばは隠されていて、話された事が理解できなかった。
◎ショートメッセージ
《さてイエス様は、十二弟子を側に呼んで、彼らに話されました。
「さあ、これから、私たちはエルサレムに向かって行きます。人の子について預言者たちが書いているすべてのことが実現されるのです。
人の子は異邦人に引き渡され、そして彼らにあざけられ、はずかしめられ、つばきをかけられます。
彼らは人の子をむちで打ってから殺します。しかし、人の子は三日目によみがえります。」
イエス様は、「人の子について預言者たちが書いているすべてのことが実現される」と、言われました。
イエス様がよみがえられたその日、エマオへの道を家路に急ぐ二人の弟子に現われ、このように語られたのです。
「ああ、愚かな人たち。預言者たちの言ったすべてを信じない、心の鈍い人たち。キリストは、必ず、そのような苦しみを受けて、それから、彼の栄光にはいるはずではなかったのですか。」
『それから、イエス様は、モーセおよびすべての預言書から始めて、聖書全体の中で、ご自分について書いてあることがらを彼らに説き明かされた。(ルカの福音書24:26)』と、ルカは書き記しています。
そうであるならば、聖書には書き記されてはいませんが、イエス様が十二使徒たちに、聖書を用いて、ご自身の預言について教えないようなことがあるでしょうか。
私は、何度も何度も、み言葉を引用されて、弟子たちに教えられたと思うのです。
イエス様が言われた「人の子」とは、ダニエル書に書かれた「メシヤ」のことです。 『私がまた、夜の幻を見ていると、見よ、人の子のような方が天の雲に乗って来られ、年を経た方のもとに進み、その前に導かれた。この方に、主権と光栄と国が与えられ、諸民、諸国、諸国語の者たちがことごとく、彼に仕えることになった。その主権は永遠の主権で、過ぎ去ることがなく、その国は滅びることがない。(ダニエル書7:13~7:14)』
もちろんユダヤ人なら、知らない者はありません。
しかし、十二使徒たちには、イエス様の言われたことが何一つわからなかったのです。彼らには、この言葉は隠されていて、理解できなかったのです。
これは今も同じです。誤り無き神の言葉は、生きています。聖書は霊的書物なのです。
イエス様の言われた言葉は、霊的な言葉であり、まことに神様の言葉なのです。
神様の言葉は、霊によって悟らなければなりません。それゆえに、「助け主」である聖霊様が必要なのです。
イエス様は、遺言のように十二使徒たちに言われました。
「しかし、助け主、すなわち、父が私の名によってお遣わしになる聖霊は、あなたがたにすべてのことを教え、また、私があなたがたに話したすべてのことを思い起こさせてくださいます。」
イエス様が昇天された後、約束された通り、五旬節の日に聖霊様が降られます。その時、十二使徒たちは、悟ることが出来るように、変えられるのです。》