• 日々のみ言葉 2018年4月23日(月)

    ◇◆◇日々のみ言葉

    2018年4月23日(月)

    ◎聖書箇所【ルカの福音書21章32節~33節】
    21:32「まことに、あなたがたに告げます。すべてのことが起こってしまうまでは、この時代は過ぎ去りません。
    21:33 この天地は滅びます。しかし、私の言葉は決して滅びることがありません。」

    ◎ショートメッセージ
    《昨日の「日々のみ言葉」の聖書箇所から、イエス様が言われた言葉を、もう一度、さらに思い巡らし、味わいたいと思います。

    「すべてのことが起こってしまうまで」

     イエス様が言われた、「すべてのこと」とは、この時まで成就していない、旧約聖書に書かれた預言を指しています。
     この時には、新約聖書は、まだその形すらありませんでした。よってイエス様が、まことの人として生きておられた時代における聖書と言えば、旧約聖書を指し示します。

     旧約聖書には、イエス様の再臨の預言が多くあります。
     その一つとして、ゼカリヤ書には、
    『見よ。主の日が来る。その日、あなたから分捕った物が、あなたの中で分けられる。私は、すべての国々を集めて、エルサレムを攻めさせる。
     主が出て来られる。決戦の日に戦うように、それらの国々と戦われる。その日、主の足は、エルサレムの東に面するオリーブ山の上に立つ。オリーブ山は、その真中で二つに裂け、東西に延びる非常に大きな谷ができる。山の半分は北へ移り、他の半分は南へ移る。(ゼカリヤ書14:1~14:4)』と、書かれています。

     使徒の働きには、
    『イエスは彼らが見ている間に上げられ、雲に包まれて、見えなくなられた。
     イエスが上って行かれるとき、弟子たちは天を見つめていた。すると、見よ、白い衣を着た人がふたり、彼らのそばに立っていた。そして、こう言った。
    「ガリラヤの人たち。なぜ天を見上げて立っているのですか。あなたがたを離れて天に上げられたこのイエスは、天に上って行かれるのをあなたがたが見たときと同じ有様で、またおいでになります。」
    そこで、彼らはオリーブという山からエルサレムに帰った。この山はエルサレムの近くにあって、安息日の道のりほどの距離であった。(使徒の働き1:9~1:12)』と書かれています。

     この二つの聖書箇所から、イエス様が再臨された時、昇天された時と全く同じ場所の同じ位置に、降り立たれることが分かります。

    「この時代は過ぎ去りません。」
     聖書に書かれた預言が成就した時、長い間、悪魔の支配下にあった、この世の時代は過ぎ去ることになります。なぜなら悪魔は、捕らえられからです。一千年の間。

    「この天地は滅びます。」
     主イエス様が、地球の全世界を統治された「千年王国」の時が終わると、悪魔は再び解き放たれ、多くの者が惑わされ、再び全世界の全軍隊を率いて、エルサレムを包囲することになります。
     この時、悪魔と悪魔に加担する者は、すべて滅ぼされることになります。そして、宇宙も地球もその役目を終え、イエス様はこの世界を、燃やし尽くされるのです。

    「私の言葉は決して滅びることがありません。」
    「私の言葉」とは旧約聖書、また三年半における公生涯を通して、イエス様が語られた言葉、そして使徒たちによって書き記された新約聖書、すなわち「聖書」そのものを指すのです。
     聖書は、決して滅びることはありません。神様のみ言葉こそが、不動の真理であり、永遠に掲げられるものなのです。》

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