• 日々のみ言葉 2018年4月24日(火)

    ◇◆◇日々のみ言葉

    2018年4月24日(火)

    ◎聖書箇所【ルカの福音書21章34節~36節】
    21:34「あなたがたの心が、放蕩や深酒やこの世の煩いのために沈み込んでいるところに、その日がわなのように、突然あなたがたに臨むことのないように、よく気をつけていなさい。
    21:35 その日は、全地の表に住むすべての人に臨むからです。
    21:36 しかし、あなたがたは、やがて起ころうとしているこれらすべてのことからのがれ、人の子の前に立つことができるように、いつも油断せずに祈っていなさい。」

    ◎ショートメッセージ
    《イエス様が言われた、この言葉は、二つの出来事をまとめて語られています。

     新改訳聖書は、ギリシャ原語に忠実に訳されていますが、原文に(、)がない為、特に代名詞が、誰を指しているのかが、特定出来ない場合があるのです。その為、多くの誤訳があることを、私の師である尾山令仁先生は言われています。

    『それからイエスは、人々にたとえを話された。
    「いちじくの木や、すべての木を見なさい。木の芽が出ると、それを見て夏の近いことがわかります。
     そのように、これらのことが起こるのを見たら、神の国は近いと知りなさい。まことに、あなたがたに告げます。すべてのことが起こってしまうまでは、この時代は過ぎ去りません。この天地は滅びます。しかし、私の言葉決して滅びることがありません。(ルカの福音書21:29~21:33)』

     この聖書箇所が、本日の聖書箇所の前にイエス様が言われたことです。イエス様は、人々に、あるたとえを話されたのです。

     よって、「あなたがたの心が、放蕩や深酒やこの世の煩いのために沈み込んでいるところに、その日がわなのように、突然あなたがたに臨むことのないように、」と言われた時の「あなたがた」とは、人々、すなわち群衆を指すのです。

     そして次に、「しかし、あなたがたは、やがて起ころうとしているこれらすべてのことからのがれ、人の子の前に立つことができるように、いつも油断せずに祈っていなさい。」と言われた時の「あなたがた」とは、
     弟子たち、すなわち終わりの時代に生きているクリスチャンに向けて、言われています。

     ここでイエス様は、素晴らしい奥義を話されています。
     それは、「やがて起ころうとしているこれらすべてのことからのがれ」ることが出来ると言うことです。

     使徒ヨハネは、その黙示録において、
    『あなたが、私の忍耐について言った言葉を守ったから、私も、地上に住む者たちを試みるために、全世界に来ようとしている試練の時には、あなたを守ろう。私は、すぐに来る。あなたの冠を誰にも奪われないように、あなたの持っているものをしっかりと持っていなさい。(ヨハネの黙示録3:10 ~3:12)』と、イエス様の言葉を伝えています。

     そして「人の子の前に立つ」と言うことこそ、携挙なのです。その為にも祈り続ける必要、主イエス様を信じ信頼し続ける必要があるのです。》

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