◇◆◇日々のみ言葉
2018年8月11日(土)
◎聖書箇所【使徒の働き1章3節】
1:3 イエスは苦しみを受けた後、四十日の間、彼らに現われて、神の国のことを語り、数多くの確かな証拠をもって、ご自分が生きていることを使徒たちに示された。
◎ショートメッセージ
《昨日に引き続き、もう一度1章3節から学びたいと思います。明日は先に進みます。
さて、イエス様は、十字架の苦しみを受けられた後、三日目に本当に復活されました。
弟子たちは、イエス様が十字架にかけられる前の、つまりまだ生きておられるイエス様しか知りませんでした。それは当然のことです。
彼らは三年半イエス様と行動を共にしましたが、イエス様は本当に、私たちと同じまことの人であったのです。
もちろん同時に神様の御子であられ、第二格の創造主なる神様でもあられました。
さて、弟子たちは、十字架以前のイエス様と、復活後のイエス様とでは、大きな違いがあることに気付いたのです。
ルカの福音書によりますと、
『彼らと共に食卓に着かれるとイエスはパンを取って祝福し、裂いて彼らに渡された。
それで、彼らの目が開かれ、イエスだとわかった。するとイエスは、彼らには見えなくなった。(ルカの福音書24:30~24:31)』と書かれており、
またヨハネの福音書によりますと、
『その日、すなわち週の初めの日の夕方のことであった。弟子たちがいた所では、ユダヤ人を恐れて戸がしめてあったが、イエスが来られ、彼らの中に立って言われた。「平安があなたがたにあるように。」(ヨハネの福音書20:19)』と書かれています。
イエス様は、クレオパ夫妻が見ている間に、突然いなくなられ、またエルサレムのヨハネ・マルコの家においては、「弟子たちがイエスの死体を盗んだのだ」と騒ぐ立てているユダヤ人を恐れて、部屋には鍵がかけられていたにも関わらず、突然イエス様が彼らの真ん中に立たれたのです。
当然弟子たちは、そのことについてイエス様に質問するはずです。そこでイエス様は、神の国における栄光の体について、また永遠のいのちとは具体的にどのようなことなのかを教えたと思われます。それが「神の国のことを語」られたと言うことではないでしょうか。
そのことについて、使徒パウロはこう説明しています。
『兄弟たちよ。私はこのことを言っておきます。血肉のからだは神の国を相続できません。朽ちるものは、朽ちないものを相続できません。
聞きなさい。私はあなたがたに奥義を告げましょう。私たちはみなが眠ってしまうのではなく、みな変えられるのです。
終わりのラッパとともに、たちまち、一瞬のうちにです。ラッパが鳴ると、死者は朽ちないものによみがえり、私たちは変えられるのです。
朽ちるものは、必ず朽ちないものを着なければならず、死ぬものは、必ず不死を着なければならないからです。
しかし、朽ちるものが朽ちないものを着、死ぬものが不死を着るとき、「死は勝利にのまれた。」としるされている、み言葉が実現します。「死よ。おまえの勝利はどこにあるのか。死よ。おまえのとげはどこにあるのか。」(第Ⅰコリント15:50~15:55)』
明日は、使徒の働き1章4節~5節のみ言葉の学びに行きます。》