• 日々のみ言葉 2018年8月10日(金)

    ◇◆◇日々のみ言葉

    2018年8月10日(金)

    ◎聖書箇所【使徒の働き1章3節】
    1:3 イエスは苦しみを受けた後、四十日の間、彼らに現われて、神の国のことを語り、数多くの確かな証拠をもって、ご自分が生きていることを使徒たちに示された。

    ◎ショートメッセージ
    《昨日と同じ箇所からの学びとなります。
     主イエス様は、よみがえられた後、四十日の間、使徒たち、そして他の弟子たちに現われて、神の国のことを語り、数多くの確かな証拠をもって、ご自分が生きていることを示されました。

     聖書には書かれていませんが、ローマのバチカン図書館に保存されています、一世紀の公的記録には、イエス様が大祭司カヤパにも現われたことが残されています。

     ここで単純な疑問が湧いてくるのですが、大祭司カヤパに、生きておられるご自身をお示しになられたとしたら、主イエス様は、ポンテオ・ピラトにも現われたのではないでしょうか。

     もちろん、私個人の単なる推測あるいは憶測にしか過ぎませんが、なぜそう思うのかと言いますと、二つの理由が考えられるからです。

     一つは、マタイの福音書によれば、
    『また、ピラトが裁判の席に着いていたとき、彼の妻が彼のもとに人をやって言わせた。「あの正しい人にはかかわり合わないでください。ゆうべ、私は夢で、あの人のことで苦しいめに会いましたから。」(マタイの福音書27:19)』と書かれているからです。

     公的記録には、使いの者ではなく、妻クラウディア自身が、ピラトにそのことを告げに行くのです。イエス様が「正しい人」であったことを、いったい誰がピラトに証明するのでしょうか。

     またピラトは裁きの場において、イエス様にこのように質問します。
    『「真理とは何ですか。」(ヨハネの福音書18:38より)』

     しかしイエス様は、その時にはお答えにはならなかったのです。

     私たちは、真理とは何かを知っています。なぜならイエス様ご自身がはっきりと言われたからです。
    『「私が道であり、真理であり、いのちなのです。」(ヨハネの福音書14:6)』と。

     イエス様こそが真理であり、すべての疑問の答えであることを、いったい誰がピラトに証明するのでしょうか。
     イエス様、ご本人しかいないではないでしょうか。

     私は、イエス様が送られた三年半の公生涯において、個人的な関係を持った人々には、生きておられることをお示しになったと信じているのです。

     使徒パウロはこう証しています。
    『また、葬られたこと、また、聖書に従って三日目によみがえられたこと、また、ケパに現われ、それから十二弟子に現われたことです。
     その後、キリストは五百人以上の兄弟たちに同時に現われました。その中の大多数の者は今なお生き残っていますが、すでに眠った者もいくらかいます。
     その後、キリストはヤコブに現われ、それから使徒たち全部に現われました。そして、最後に、月足らずで生まれた者と同様な私にも、現われてくださいました。(第Ⅰコリント15:4~15:8)』

     これがすべてではないことは、言うまでもありません。なぜなら、この中には大祭司カヤパの名前はないからです。主イエス様は、本当に愛のお方なのです。》

Comments are closed.