◇◆◇日々のみ言葉
2018年8月15日(水)
◎聖書箇所【使徒の働き1章7節~8節】
1:7 イエスは言われた。「いつとか、どんなときとかいうことは、あなたがたは知らなくてもよいのです。それは、父がご自分の権威をもってお定めになっています。
1:8 しかし、聖霊があなたがたの上に臨まれるとき、あなたがたは力を受けます。そして、エルサレム、ユダヤとサマリヤの全土、および地の果てにまで、私の証人となります。」
◎ショートメッセージ
《ルカの福音書には、
『それから、イエスは、彼らをベタニヤまで連れて行き、手を上げて祝福された。(ルカの福音書24:50)』と書かれています。
イエス様がよみがえられてから四十日目のことです。イエス様は、最後の晩餐を行なったヨハネ・マルコの二階の大広間から、ゲッセマネの園へ向かった同じ道を通って、十一使徒たちと共に、オリーブ山の東麓にあるベタニヤに歩いて行かれました。
そして目的地に到着した時、弟子たちは、イエス様にこう尋ねたのです。
「主よ。今こそ、イスラエルのために国を再興してくださるのですか。」
「いつとか、どんなときとかいうことは、あなたがたは知らなくてもよいのです。それは、父がご自分の権威をもってお定めになっています。しかし、聖霊があなたがたの上に臨まれるとき、あなたがたは力を受けます。そして、エルサレム、ユダヤとサマリヤの全土、および地の果てにまで、私の証人となります。」
ここでイエス様は、二つの大切なことを教えておられます。
一つは、
主イエス様が、この地上に再び来られて「千年王国」すなわち、国を再興する時期とは、天のお父様だけが定めらていると言うことです。
イエス様は、かつてそのことについて詳しく教えられました。
マルコの福音書によりますと、
『「そのとき人々は、人の子が偉大な力と栄光を帯びて雲に乗って来るのを見るのです。
そのとき、人の子は、御使いたちを送り、地の果てから天の果てまで、四方からその選びの民を集めます。
いちじくの木から、たとえを学びなさい。枝が柔らかになって、葉が出て来ると、夏の近いことがわかります。そのように、これらのことが起こるのを見たら、人の子が戸口まで近づいていると知りなさい。
まことに、あなたがたに告げます。これらのことが全部起こってしまうまでは、この時代は過ぎ去りません。この天地は滅びます。しかし、私の言葉は決して滅びることがありません。ただし、その日、その時がいつであるかは、だれも知りません。天の御使いたちも子も知りません。ただ父だけが知っておられます。」(マルコの福音書13:26~13:32)』と書き記されています。
そしてもう一つは、
イエス様が約束された聖霊なるお方が降って来られると、弟子たちは力を受け、証人になると言うことです。
何の証人でしょうか。
主イエス様こそ、旧約聖書に預言されたメシヤであることの証人です。そして十字架にかけられた後、三日目によみがえられ、今もなお生きておられることの証人です。このお方以外に、人類に救いはありません。
このお方以外に、救われる名は、何一つ私たちには与えられていないのです。》