◇◆◇日々のみ言葉
2018年8月17日(金)
◎聖書箇所【使徒の働き1章9節~10節】
1:9 こう言ってから、イエスは彼らが見ている間に上げられ、雲に包まれて、見えなくなられた。
1:10 イエスが上って行かれるとき、弟子たちは天を見つめていた。すると、見よ、白い衣を着た人がふたり、彼らのそばに立っていた。
◎ショートメッセージ
《昨日と同じ所からの学びとなります。
イエス様が、次第に天に上って行かれるとき、彼らはずっと天を見つめていました。
この時、彼らはイエス様が以前、パリサイ人や律法学者たちユダヤ人に言われたことを思い出したに違いありません。
ヨハネの福音書によりますと、
『イエスは彼らに言われた。「まことに、まことに、あなたがたに告げます。人の子の肉を食べ、またその血を飲まなければ、あなたがたのうちに、いのちはありません。
私の肉を食べ、私の血を飲む者は、永遠のいのちを持っています。私は終わりの日にその人をよみがえらせます。
私の肉はまことの食物、私の血はまことの飲み物だからです。私の肉を食べ、私の血を飲む者は、私のうちにとどまり、私も彼のうちにとどまります。
生ける父が私を遣わし、私が父によって生きているように、私を食べる者も、私によって生きるのです。
これは、天から下ってきたパンです。あなたがたの先祖が食べて死んだようなものではありません。このパンを食べる者は永遠に生きます。」
これは、イエスがカペナウムで教えられたとき、会堂で話されたことである。そこで、弟子たちのうちの多くの者が、これを聞いて言った。
「これはひどい言葉だ。そんなことをだれが聞いておられようか。」
しかし、イエスは、弟子たちがこうつぶやいているのを、知っておられ、彼らに言われた。
「このことであなたがたはつまずくのか。それでは、もし人の子がもといた所に上るのを見たら、どうなるのか。いのちを与えるのは御霊です。肉は何の益ももたらしません。私があなたがたに話した言葉は、霊であり、またいのちです。しかし、あなたがたのうちには信じない者がいます。」
イエスは初めから、信じない者がだれであるか、裏切る者がだれであるかを、知っておられたのである。
そしてイエスは言われた。
「それだから、私はあなたがたに、『父のみ心によるのでないかぎり、だれも私の所に来ることはできない。』と言ったのです。」
こういうわけで、弟子たちのうちの多くの者が離れ去って行き、もはやイエスと共に歩かなかった。
そこで、イエスは十二弟子に言われた。
「まさか、あなたがたも離れたいと思うのではないでしょう。」
すると、シモン・ペテロが答えた。
「主よ。私たちがだれの所に行きましょう。あなたは、永遠のいのちの言葉を持っておられます。私たちは、あなたが神の聖者であることを信じ、また知っています。」(ヨハネの福音書6:53~6:69)』
この時、イエス様が言われた「私の肉はまことの食物、私の血はまことの飲み物だからです。」と言う言葉から、多くの弟子たちが去って行ったとあります。
イエス様は、弟子たちに、
「このことであなたがたはつまずくのか。それでは、もし人の子がもといた所に上るのを見たら、どうなるのか。」と言われたのです。
この言葉が、オリーブ山において、十一使徒たちに成就したのです。彼らは、「人の子」つまり、旧約聖書のダニエル書に書かれたメシヤなるお方が、自分たちの目の前で、天に上って行かれるのを目撃したのです。体験したのです。
キリスト教は理論の宗教ではありません。実際に生きておられる神様を体験することなのです。》