◇◆◇日々のみ言葉
2018年12月9日(日)
◎聖書箇所【使徒の働き5章25節~26節】
5:25 そこへ、ある人がやって来て、「大変です。あなたがたが牢に入れた人たちが、宮の中に立って、人々を教えています。」と告げた。
5:26 そこで、宮の守衛長は役人たちと一緒に出て行き、使徒たちを連れて来た。しかし、手荒なことはしなかった。人々に石で打ち殺されるのを恐れたからである。
◎ショートメッセージ
《「獄舎は完全にしまっており、番人たちが戸口に立っていましたが、あけてみると、中には誰もおりませんでした。」
この報告を聞いて、議会に集まっていた大祭司とその仲間たち、そしてイスラエル人のすべての長老は、非情に驚いたのです。
すると、そこに別の者が急いでやって来ました。
「大変です。あなたがたが牢に入れた人たちが、宮の中に立って、人々を教えています。」
この報告に、彼らはさらに驚いたのです。
そこで議会は、守衛長と役人たちを、一緒に「ソロモンの回廊」に送ったのです。
彼らが神殿の中に到着しますと、多くの人々が集まっており、使徒たちの教えに聞き入っていたのでした。
十二人の使徒たちは、グループに分かれて教えていたのかも知れません。あるいは、リーダーのシモン・ペテロが中心となって教えていたのかも知れません。
その辺りのことは分かりかねますが、聖霊に満たされた力強い命の言葉に、人々は圧倒されていたことは間違いありません。
なぜなら、彼らは御使いによって救い出され、そして御使いから、主イエス様の言葉を授かったからです。
「行って宮の中に立ち、人々にこの命の言葉を、ことごとく語りなさい。」
彼らは、すぐに従ったのです。
しかし、まず始めに「ヨハネ・マルコの家」の教会において祈っている仲間たちに、自分たちの無事を伝えたかと思います。
そして夜が明ける前に、再び神殿の「ソロモンの回廊」に向かったのです。そこで力強く、主イエス様の十字架の御わざと復活を証していたのです。
そこへ、議会から、守衛長と役員がやって来ました。彼らは使徒たちを再び捕らえに来たのですが、出来る限り丁寧な応対をしたようです。
なぜなら、使徒たちの教えに熱心に耳を傾けている群衆によって、妨害される恐れがあったからです。
主は、ご自身に従う者、ご自身を証しする者を守られるのです。》