• 日々のみ言葉 2018年12月14日(金) 

    ◇◆◇日々のみ言葉

    2018年12月14日(金)

    ◎聖書箇所【使徒の働き5章29節~33節】
    5:29 ペテロをはじめ使徒たちは答えて言った。「人に従うより、神に従うべきです。
    5:30 私たちの先祖の神は、あなたがたが十字架にかけて殺したイエスを、よみがえらせたのです。
    5:31 そして神は、イスラエルに悔い改めと罪の赦しを与えるために、このイエスを君とし、救い主として、ご自分の右に上げられました。
    5:32 私たちはそのことの証人です。神がご自分に従う者たちにお与えになった聖霊もそのことの証人です。」
    5:33 彼らはこれを聞いて怒り狂い、使徒たちを殺そうと計った。

    ◎ショートメッセージ
    《一昨日と昨日と同じ箇所となります。

     パリサイ人や律法学者たちは「復活」を信じていました。また「霊」の存在も、そして御使いの存在も信じていたのです。

     しかし全くおかしなことに、大祭司を筆頭に、祭司長や祭司たち、すなわちサドカイ人たちは、「復活」も、「霊」も「御使い」も信じていなかったのです。

     何と言うことでしょうか。
     創造主なる唯一の神様を礼拝する為に神殿に仕える者たちが、人間が死後に復活することも、また人間が霊的存在であることも、また御使い(天使)の存在をも認めようとはしないとは。

     シモン・ペテロは宣言します。
    「私たちの先祖の神は、あなたがたが十字架にかけて殺したイエスを、よみがえらせたのです。」

    「よみがえっただと」

     それゆえ、「彼らはこれを聞いて怒り狂い、使徒たちを殺そうと計った」のです。

     さらにペテロは続けます。
    「そして神は、イスラエルに悔い改めと罪の赦しを与えるために、このイエスを君とし、救い主として、ご自分の右に上げられました。」

     ここでペテロが言う「イスラエル」とは、主イエス様を異邦人に渡し、十字架につけて殺したユダヤ人全員を指し示します。
     具体的には、実際にそれを計略し実行した、最高議会(サンヘドリン)を指しているのです。

     聖霊なる神様は、使徒たちを通して、議会に悔い改めを迫っておられるのです。

     それにもかかわらず、彼らはイエス様だけではなく、使徒たち全員を殺すことを決意したと言うのです。

     人間はここまで堕落しているのです。

     これはユダヤ議会の議員たちや、祭司長たち、長老たち、指導者たちだけに当てはまるのではありません。
     主イエス様を信じ救われた者でさえも、主イエス様に出会うまでは、同じように罪を犯し、同じように裁きを受けるべき罪人だったのです。

     だからこそ私たちには、救い主が必要なのです。

     私たちの罪の身代わりとして、主イエス様が十字架にかかって死んで下さり、復活されたからこそ、そこに救いがあるのです。

     明日もまだ同じ箇所からです。》

Comments are closed.