◇◆◇日々のみ言葉
2018年12月15日(土)
◎聖書箇所【使徒の働き5章29節~33節】
5:29 ペテロをはじめ使徒たちは答えて言った。「人に従うより、神に従うべきです。
5:30 私たちの先祖の神は、あなたがたが十字架にかけて殺したイエスを、よみがえらせたのです。
5:31 そして神は、イスラエルに悔い改めと罪の赦しを与えるために、このイエスを君とし、救い主として、ご自分の右に上げられました。
5:32 私たちはそのことの証人です。神がご自分に従う者たちにお与えになった聖霊もそのことの証人です。」
5:33 彼らはこれを聞いて怒り狂い、使徒たちを殺そうと計った。
◎ショートメッセージ
《引き続き同じ箇所からとなります。明日は先に行きます。
「私たちの先祖の神は、あなたがたが十字架にかけて殺したイエスを、よみがえらせたのです。私たちはそのことの証人です。」
ここで、ペテロは、決して動くことのない確信を持って話しています。なぜなら彼はよみがえられたイエス様にお会いしたからです。
ルカの福音書によりますと、
『すぐさまふたりは立って、エルサレムに戻ってみると、十一使徒とその仲間が集まって、「ほんとうに主はよみがえって、シモンにお姿を現わされた。」と言っていた。(ルカの福音書24:33~24:34)』と書かれています。
イエス様は、使徒の中では、最初にペテロに現われて下さったのです。
そしてその後、さらにイエス様は、彼らの前に現われます。
『これらのことを話している間に、イエスご自身が彼らの真中に立たれた。彼らは驚き恐れて、霊を見ているのだと思った。すると、イエスは言われた。
「なぜ取り乱しているのですか。どうして心に疑いを起こすのですか。私の手や私の足を見なさい。まさしく私です。私にさわって、よく見なさい。霊ならこんな肉や骨はありません。私は持っています。」(ルカの福音書24:36~24:39)』
この時、使徒の一人であるトマスはいませんでした。しかしその一週間後、同じように同じ場所で、イエス様は十一使徒全員に現われて下さいます。
そしてガリラヤ湖において現われて下さり、大漁をプレゼントなさいます。さらに以前、任命された山において、使徒として再任命されるのです。
その後も、聖書には書かれてはいませんが、何度も何度もイエス様は、ご自身が復活し、生きていることを使徒たちに示されたに違いありません。オリーブ山において、彼らの目の前で昇天されるまでは。
だからこそ、彼らは「復活のイエス・キリスト」の証人なのです。
そして非情に大切な真理をペテロは語っています。
「神がご自分に従う者たちにお与えになった聖霊もそのことの証人です。」
今現在生きている私たちは、実際にイエス様が復活されたお姿を見ていません。また見ることは出来ません。
それなのに、どうしてイエス様が十字架の死から、三日目によみがえったことを信じることが出来るのでしょうか。それがこの理由なのです。
私たちの内に住んで下さっておられる聖霊様が、証人として私たちに証して下さるからです。
すべては聖霊様の働きであり、力なのです。このお方がおられなければ、イエス様を信じることも救われることも出来ないのです。》