• 日々のみ言葉 2019年5月9日(木)

    ◇◆◇日々のみ言葉

    2019年5月9日(木)

    ◎聖書箇所【使徒の働き10章41節】
    10:41「しかし、それはすべての人々にではなく、神によって前もって選ばれた証人である私たちにです。私たちは、イエスが死者の中からよみがえられて後、ご一緒に食事をしました。」

    ◎ショートメッセージ
    《ペテロの説教の続きです。

     ここでペテロは非常に興味深いことを語っています。それは、十一使徒たちが、一緒にイエス様と食事をしたことです。

     ルカによりますと、
    『すぐさまふたりは立って、エルサレムに戻ってみると、十一使徒とその仲間が集まって、「ほんとうに主はよみがえって、シモンにお姿を現わされた。」と言っていた。
     彼らも、道であったいろいろなことや、パンを裂かれたときにイエスだとわかった次第を話した。
     これらのことを話している間に、イエスご自身が彼らの真中に立たれた。彼らは驚き恐れて、霊を見ているのだと思った。すると、イエスは言われた。
    「なぜ取り乱しているのですか。どうして心に疑いを起こすのですか。私の手や私の足を見なさい。まさしく私です。私にさわって、よく見なさい。霊ならこんな肉や骨はありません。私は持っています。」
     それでも、彼らは、うれしさのあまりまだ信じられず、不思議がっているので、イエスは、「ここに何か食べ物がありますか。」と言われた。
     それで、焼いた魚を一切れ差し上げると、イエスは、彼らの前で、それを取って召し上がった。(ルカの福音書24:33~24:43)』と書かれています。

     しかし、これはイエス様が「焼いた魚」を一切れ召し上がっただけであり、ペテロが言う「ご一緒に食事をしました。」ことになるのでしょうか。

     この時、エマオから引き返した来たクレオパ夫妻のことも考えて見ましょう。
    『彼らは目的の村に近づいたが、イエスはまだ先へ行きそうなご様子であった。それで、彼らが、
    「一緒にお泊まり下さい。そろそろ夕刻になりますし、日もおおかた傾きましたから。」と言って無理に願ったので、イエスは彼らと一緒に泊まるために中にはいられた。
     彼らと共に食卓に着かれると、イエスはパンを取って祝福し、裂いて彼らに渡された。それで、彼らの目が開かれ、イエスだとわかった。するとイエスは、彼らには見えなくなった。そこでふたりは話し合った。
    「道々お話しになっている間も、聖書を説明して下さった間も、私たちの心はうちに燃えていたではないか。」(ルカの福音書24:28~24:32)』

     この後、二人はどうしますか。夕食の途中ですが、間もなく夜になろうとしています。二人は食事を取ることも忘れて、すぐさまエマオの家を出て、このことを伝える為にエルサレムに戻ります。エルサレムに戻った時には、かなり空腹であったはずです。なぜならエマオからエルサレムまでは11キロもあるからです。ロバに乗った行ったことは、ほぼ間違いないと私は考えます。

     結論は、イエス様が現われて下さった後、女性たちは食事の用意をし、そしてその後、主イエス様を囲んで食事をしたのです。しかしその時、トマスはいなかったのです。

     そして食事をしながら、クレオパ夫妻にされたように、聖書からみ言葉を解き明かされたのです。

    「私がまだあなたがたと一緒にいた頃、あなたがたに話した言葉はこうです。私についてモーセの律法と預言者と詩篇とに書いてあることは、必ず全部成就するということでした。」
     明日も同じ箇所となります。》

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