• 日々のみ言葉 2019年5月8日(水)

    ◇◆◇日々のみ言葉

    2019年5月8日(水)

    ◎聖書箇所【使徒の働き10章37節~40節】
    10:37「あなたがたは、ヨハネが宣べ伝えたバプテスマの後、ガリラヤから始まって、ユダヤ全土に起こった事がらを、よくご存じです。
    10:38 それは、ナザレのイエスのことです。神はこの方に聖霊と力を注がれました。このイエスは、神が共におられたので、巡り歩いて良いわざをなし、また悪魔に制せられているすべての者をいやされました。
    10:39 私たちは、イエスがユダヤ人の地とエルサレムとで行なわれたすべてのことの証人です。人々はこの方を木にかけて殺しました。
    10:40 しかし、神はこのイエスを三日目によみがえらせ、現われさせて下さいました。」

    ◎ショートメッセージ
    《引き続き、コルネリオの家族へのペテロの説教について学びます。

     主イエス様は、オリーブ山にて昇天される直前に、このように言われたのです。

    『彼らと一緒にいるとき、イエスは彼らにこう命じられた。
    「エルサレムを離れないで、私から聞いた父の約束を待ちなさい。ヨハネは水でバプテスマを授けたが、もう間もなく、あなたがたは聖霊のバプテスマを受けるからです。」
     そこで、彼らは、一緒に集まったとき、イエスにこう尋ねた。
    「主よ。今こそ、イスラエルのために国を再興して下さるのですか。」
     イエスは言われた。
    「いつとか、どんなときとかいうことは、あなたがたは知らなくてもよいのです。それは、父がご自分の権威をもってお定めになっています。しかし、聖霊があなたがたの上に臨まれるとき、あなたがたは力を受けます。そして、エルサレム、ユダヤとサマリヤの全土、および地の果てにまで、私の証人となります。」(使徒の働き1:4~1:8)』

    「証人」になるとは、どのようなことなのでしょうか。それは、主イエス様の「復活」を、証言することなのです。
     イエス様は、十字架にかかられました。そして間違いなく死なれました。しかし三日目によみがえられたのです。

     シモン・ペテロは、ヨハネと共に、主イエス様の十字架の側にいたのです。そしてその一部始終を自分の目で見ています。また十字架から降ろされ、アリマタヤのヨセフとニコデモによって、近くの園にある新しい墓に、主イエス様の御からだが葬られる場面も目撃しています。そして最後に、重さが200キロ以上もある大きな丸い石の蓋が、アリマタヤのヨセフとニコデモが連れて来た7人のしもべたちによって、閉じられたことも確認しています。(しかしローマ兵によるローマ式封印は知りません。)

     そしてその日から三日目、すなわち週の始めの日に、よみがえられたイエス様は、まずマグダラのマリヤに現われ、そして女性たちに現われ、使徒の中においては、一番最初にシモン・ペテロに現われて下さったのです。
     ヨハネと共に墓に走って、主イエス様の御からだが無くなっていることを確認したペテロは、その帰り道において、主イエス様とお会いするのです。
     その詳しいことについては、聖書には書かれてはいません。これは主イエス様とペテロだけのことになっています。

     さらに、その日の夕方、鍵がかけられた部屋に弟子たちが集まっていた時に、主イエス様が、突然現われて下さいました。ペテロに取っては、二回目となります。エマオから引き返して来たクレオパ夫妻もそうです。

     主イエス様はよみがえられました。その「証人」として、今ペテロは、コルネリオの家族の前に立っているのです。》

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