◇◆◇日々のみ言葉
2019年11月28日(木)
◎聖書箇所【使徒の働き18章11節】
18:11 そこでパウロは、一年半ここに腰を据えて、彼らの間で神の言葉を教え続けた。
◎ショートメッセージ
《「あなたがたの血は、あなたがたの頭上にふりかかれ。私には責任がない。今から私は異邦人のほうに行く。」
コリントにあったユダヤ人の会堂を出たパウロは、 そこを去って、会堂の隣にあった、テテオ・ユストという人の家に行きました。それ以降、会堂ではなく、テテオ・ユストの家において、主イエス様のみ言葉を語り続けたのです。
すると何と、コリントのユダヤ人会堂管理者クリスポは、一家をあげて主イエス様を信じ、パウロによって、バプテスマを受けたのです。
また、多くのコリント在住のギリシャ人たちも、パウロが語る「神のみ言葉」を聞いて信じ、救われたのでした。何と言う哀れみなのでしょうか。
パウロとシラスとテモテは、テテオ・ユストの家に世話になっていました。そんなことが続いたある日の夜のことです。
イエス様が幻によってパウロに現われて下さったのです。
「恐れないで、語り続けなさい。黙ってはいけない。私があなたと共にいるのだ。だれもあなたを襲って、危害を加える者はない。この町には、私の民がたくさんいるから。」
この言葉に励まされ、パウロは以後、約一年半にわたって、コリントに腰を据えることになったわけです。
イエス様は、パウロに三つの約束を与えられました。
一つ目は、「私はあなたと共にいる」ということです。
この言葉は、十二弟子たちにも、そして私たちにも与えられています。
『「私には天においても、地においても、いっさいの権威が与えられています。
それゆえ、あなたがたは行って、あらゆる国の人々を弟子としなさい。そして、父、子、聖霊の御名によってバプテスマを授け、また、私があなたがたに命じておいたすべてのことを守るように、彼らを教えなさい。見よ。私は、世の終わりまで、いつも、あなたがたと共にいます。(マタイの福音書28:18後半~28:20』と。
二つ目の約束は、「だれもあなたを襲って、危害を加える者はない」と言うことです。
イエス様の流された尊い血潮と、御使いの守りが与えられていると言うことです。
そして三つ目の約束が、「この町には、私の民がたくさんいるから」であると言われるのです。
考えても見て下さい。
まだパウロは、一年半を語り終えてはいません。始めたばかりです。それにも関わらず、「パウロを通して救いに導かれる、多くの民が備えられている」と言われるのです。
パウロは異邦人の為の使徒ですから、この場合、ギリシャ人やローマ人たちを指して、主は言われていることになります。》