◇◆◇日々のみ言葉
2019年11月27日(水)
◎聖書箇所【使徒の働き18章9節~10節】
18:9 ある夜、主は幻によってパウロに、「恐れないで、語り続けなさい。黙ってはいけない。
18:10 私があなたと共にいるのだ。だれもあなたを襲って、危害を加える者はない。この町には、私の民がたくさんいるから。」と言われた。
◎ショートメッセージ
《昨日と同じ箇所からとなります。
主イエス様はパウロに言われました。
「恐れないで、語り続けなさい。黙ってはいけない。私があなたと共にいるのだ。だれもあなたを襲って、危害を加える者はない。この町には、私の民がたくさんいるから。」
パウロは、ユダヤ人の会堂を去って、会堂の隣に住んでいるテテオ・ユストという人の家に行きました。彼は、すでにパウロによって救いに導かれていたのです。
コリントのユダヤ人の会堂管理者クリスポは、一家をあげて主イエス様を信じました。この家族は、パウロがバプテスマを授けたことが、コリント人への手紙に書かれています。
会堂に集っていたユダヤ人たちの耳に、そのことがすぐにもたらされたことは、言うまでもないことです。
またクリスポだけでなく、多くのコリント人が、すなわち異邦人が救われ、バプテスマを受けたのです。どうやらそのことを不快に思っているユダヤ人たちが、大勢存在することを、会堂管理者クリスポからパウロは聞いたようなのです。
パウロは、今まで数回にわたって、彼らから迫害と妨害を受けています。第一回伝道旅行においては、「石打ちの刑」をも受けたのです。またユダヤ人たちは、執拗に追って来ます。
今回も、テサロニケを追われ、そしてアテネを経てコリントにやって来たのです。ここでもまた不穏な動きが感じられたのです。だからパウロは恐れたのです。
最も偉大な預言者は、エリヤをおいて他にはおりません。実は彼も恐れたのです。
『火のあとに、かすかな細い声があった。エリヤはこれを聞くと、すぐに外套で顔をおおい、外に出て、ほら穴の入口に立った。すると、声が聞こえてこう言った。
「エリヤよ。ここで何をしているのか。」
エリヤは答えた。
「私は万軍の神、主に、熱心に仕えました。しかし、イスラエルの人々はあなたの契約を捨て、あなたの祭壇をこわし、あなたの預言者たちを剣で殺しました。ただ私だけが残りましたが、彼らは私のいのちを取ろうとねらっています。」
主は彼に仰せられた。
「さあ、ダマスコの荒野へ帰って行け。そこに行き、ハザエルに油をそそいで、アラムの王とせよ。また、ニムシの子エフーに油をそそいで、イスラエルの王とせよ。また、アベル・メホラの出のシャファテの子エリシャに油をそそいで、あなたに代わる預言者とせよ。ハザエルの剣をのがれる者をエフーが殺し、エフーの剣をのがれる者をエリシャが殺す。しかし、私はイスラエルの中に七千人を残しておく。これらの者はみな、バアルにひざをかがめず、バアルに口づけしなかった者である。」(第Ⅰ列王記19:12後半~19:18)』と書かれています。
エリヤは決して一人ではありませんでした。主は、他に七千人を選ばれ残しておられたのです。コリントにも、まだ多くの救いの民が残されていると主は言われます。
同じように、この日本にも大勢の救われるべき人々が残されていると信じています。》