◇◆◇日々のみ言葉
2019年11月26日(火)
◎聖書箇所【使徒の働き18章9節~10節】
18:9 ある夜、主は幻によってパウロに、「恐れないで、語り続けなさい。黙ってはいけない。
18:10 私があなたと共にいるのだ。だれもあなたを襲って、危害を加える者はない。この町には、私の民がたくさんいるから。」と言われた。
◎ショートメッセージ
《パウロの導きによって、コリントのユダヤ人会堂管理者クリスポは、一家をあげて主イエス様を救い主として受け入れ信じました。またそればかりではありません。多くのコリント在住のギリシャ人たちも聞いて信じて、バプテスマを受けたのです。
これは明らかに理に適ったことです。なぜならユダヤ人の会堂には、異邦人は改宗者とならなければ、はいることは許されず、また毎安息日に開かれる集会には参加できなかったからです。
唯一、エルサレムにおいて祭司から割礼を受け、改宗者として公に宣言されなければ、認められなかったからです。しかしテテオ・ユストの家は、会堂ではありません。会堂の隣なのです。主人であるテテオ・ユストが許可すれば、誰でも自由に入れたのです。
よってパウロを訪ねて来たギリシャ人の多くが救われたわけなのです。
ある夜のことです。おそらくシラスと弟子テモテもテテオ・ユストの家に寝泊まりしていたと思われます。
そこにイエス様が幻によってパウロに訪れます。この幻は夢なのか、はたまた現実的に現われたのかは判断できませんが、私は白昼夢のようなリアルな幻であったと考えています。
「恐れないで、語り続けなさい。黙ってはいけない。私があなたと共にいるのだ。だれもあなたを襲って、危害を加える者はない。この町には、私の民がたくさんいるから。」
このイエス様の言葉からパウロは、書簡においてはっきりと真理を述べています。
『では、これらのことからどう言えるでしょう。神が私たちの味方であるなら、だれが私たちに敵対できるでしょう。(ローマ人への手紙8:31)』と。
「恐れるな。」
神様は、そしてイエス様は、何時も私たちにこのように諭されます。なぜなら私たちは、恐れるからです。
何を恐れるのでしょうか。
まず「人」をです。
次に「状況」や「環境」をです。
そして未来をです。
しかし、神様に取っては、過去も未来も現代も、すべてが同じ時間であって現実であり現在進行形なのです。もうすでに、結末を、何もかもご存知なのです。》