• 日々のみ言葉 2020年2月27日(木)

    ◇◆◇日々のみ言葉

    2020年2月27日(木)

    ◎聖書箇所【使徒の働き21章25節】
    21:25「信仰にはいった異邦人に関しては、偶像の神に供えた肉と、血と、絞め殺した物と、不品行とを避けるべきであると決定しましたので、私たちはすでに手紙を書きました。」

    ◎ショートメッセージ
    《次にヤコブは、第一回エルサレム教会会議の決議事項を述べています。実際に、このことを提案したのもヤコブでした。その時、そこに列席した使徒たち、長老たちは、その意見に同意したのです。

     ヤコブはこう言いました。
    『「兄弟たち。私の言うことを聞いて下さい。
     神が初めに、どのように異邦人を顧みて、その中から御名をもって呼ばれる民をお召しになったかは、シメオンが説明したとおりです。預言者たちの言葉もこれと一致しており、それにはこう書いてあります。
    『この後、私は帰って来て、倒れたダビデの幕屋を建て直す。すなわち、廃墟と化した幕屋を建て直し、それを元どおりにする。それは、残った人々、すなわち、私の名で呼ばれる異邦人がみな、主を求めるようになるためである。大昔からこれらのことを知らせておられる主が、こう言われる。』
     そこで、私の判断では、神に立ち返る異邦人を悩ませてはいけません。ただ、偶像に供えて汚れた物と不品行と絞め殺した物と血とを避けるように書き送るべきだと思います。昔から、町ごとにモーセの律法を宣べる者がいて、それが安息日ごとに諸会堂で読まれているからです。」(使徒の働き15:13後半~15:21)』と。

     そして、異邦人の教会宛てに手紙が書かれたのです。

    『兄弟である使徒および長老たちは、アンテオケ、シリヤ、キリキヤにいる異邦人の兄弟たちに、あいさつをいたします。
    私たちの中のある者たちが、私たちからは何も指示を受けていないのに、いろいろなことを言ってあなたがたを動揺させ、あなたがたの心を乱したことを聞きました。
     そこで、私たちは人々を選び、私たちの愛するバルナバおよびパウロと一緒に、あなたがたの所へ送ることに衆議一決しました。
     このバルナバとパウロは、私たちの主イエス・キリストの御名のために、いのちを投げ出した人たちです。こういうわけで、私たちはユダとシラスを送りました。彼らは口頭で同じ趣旨のことを伝えるはずです。
     聖霊と私たちは、次のぜひ必要な事のほかは、あなたがたにその上、どんな重荷も負わせないことを決めました。すなわち、偶像に供えた物と、血と、絞め殺した物と、不品行とを避けることです。これらのことを注意深く避けていれば、それで結構です。以上。」(使徒の働き15:23~15:29)』

     しかし、この手紙の内容が、エルサレム教会に所属している、律法に熱心なユダヤ人信徒たちの間には、行き届いていなかったのかも知れません。それ故にパウロに対しての誤解が生じたとも言えるでしょう。

     今、現在でも、「律法」か「恵み」かと、意見が分かれています。私たちは行ないによって救われたのではありません。神様の一方的な恵みであり、選びなのです。
     それ故に、主にある兄弟姉妹は、まだ救われていない人々に対して、謙虚になるべきなのです。》

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