◇◆◇日々のみ言葉
2020年11月6日(金)
◎聖書箇所【マタイの福音書7章1節~2節】
7:1「さばいてはいけません。さばかれないためです。
7:2 あなたがたがさばくとおりに、あなたがたもさばかれ、あなたがたが量るとおりに、あなたがたも量られるからです。」
◎ショートメッセージ
《一昨日と昨日は、7章1節から学びました。今日は、2節を加えてさらに深く考えて見たいと思います。
主イエスは、「さばいてはいけません」と弟子たちに教えられましたが、その理由として、「さばかれないためです」と言われました。
つまり「さばくこと」によって「さばかれること」になると言うわけです。それでは、誰にさばかれるというのでしょうか。
もちろん、さばき主は、主イエス・キリストです。私たちは、恵みによって救われ、「永遠のいのち」をいただきました。しかし、主の御前に申し開きをしなければならないのです。
主イエスは言われます。
『「良い人は、良い倉から良い物を取り出し、悪い人は、悪い倉から悪い物を取り出すものです。
私はあなたがたに、こう言いましょう。人はその口にするあらゆる無駄な言葉について、さばきの日には言い開きをしなければなりません。
あなたが正しいとされるのは、あなたの言葉によるのであり、罪に定められるのも、あなたの言葉によるのです。」(マタイの福音書12:35~12:37)』と。
しかし、それだけではないのです。
主イエスは、すべての人が、その最後に立つ「白い御座のさばき」のことだけを言われているのではないからです。
つまり、私やあなたが、他人をさばくとおりに、私やあなたも同じようにさばかれると言うことなのです。
たとえ、こちらがさばいた他人から、同じさばきを受けなくとも、そのさばきは周り巡って、私やあなたの所に戻って来ることになるのです。
私、そしてあなたは、どうやって他人をさばきますか。多くは「言葉」によってです。それだからこそ、主は「言い開き」をすることになると警告しているのです。
そして、さらに、
「あなたがたがさばくとおりに、あなたがたもさばかれ、あなたがたが量るとおりに、あなたがたも量られる」と言われるのです。
明日は、2節からさらに、深く考えて行きましょう。》