• 日々のみ言葉 2020年11月7日(土)

    ◇◆◇日々のみ言葉

    2020年11月7日(土)

    ◎聖書箇所【マタイの福音書7章2節】
    7:2「あなたがたがさばくとおりに、あなたがたもさばかれ、あなたがたが量るとおりに、あなたがたも量られるからです。」

    ◎ショートメッセージ
    《今日は、特に「さばき」ではなく、「あなたがたが量るとおりに、あなたがたも量られる」ことについて考えて見ましょう。

     私たちは人間です。当たり前ですね。

     創造主なる神様は、私たち人間をご自身に似た者として、造られました。すなわち、
    『そして神は、「われわれに似るように、われわれのかたちに、人を造ろう。そして彼らに、海の魚、空の鳥、家畜、地のすべてのもの、地をはうすべてのものを支配させよう。」と仰せられた。
     神はこのように、人をご自身のかたちに創造された。神のかたちに彼を創造し、男と女とに彼らを創造された。(創世記1:26~1:27)』と。

     ここから分かりますように、神様は霊であられますから、私たち人間も霊的存在として造られました。この霊は魂を持っています。そして肉体の家の中に住んでいます。
     私たちが「死ぬ」時とは、家である肉体の心臓が停止することを意味します。しかし、本物の私やあなたである霊は不滅なのです。

     何が言いたいのかと言いますと、霊的存在である私たちは、人の発する言葉から、その言葉だけを受け取っているだけではないからです。また自分が発する言葉は、その言葉の持つ意味だけを発しているのではないからです。

     よって、
    「さばく」ことは、霊的に呪うことにもなるのです。他人を呪うことは、やがてその呪いが自分に返って来ることを意味します。

     主は言われます。
    「あなたがたが量るとおりに、あなたがたも量られるからです。」

     この教えは呪いだけではありません。祝福にも当てはまります。つまり、もし私やあなたが、誰か他人を「掛け替えのない友人」として、あるいは「大切な人」として接するならば、その相手からも同じような取り扱いを受けると言うことです。

     しかし、中には故意に裏切る人もいることでしょう。たとえそうであったとしても、相手に対する善き姿勢、あるいは好意は、周り巡って他の人から戻って来ることになります。

     使徒パウロはこう勧めています。
    『あなたがたを迫害する者を祝福しなさい。祝福すべきであって、呪ってはいけません。(ローマ人への手紙12:14)』と。

     この教えが真実ならば、私たち主に従う者は、さばくのではなく、もっと積極的に肯定的に、他人を量り、また祝福して行くべきではないでしょうか。》

Comments are closed.