• 日々のみ言葉 2021年2月7日(日)

    ◇◆◇日々のみ言葉

    2021年2月7日(日)

    ◎聖書箇所【マタイの福音書9章32節~34節】
    9:32 この人たちが出て行くと、見よ、悪霊につかれたおしが、みもとに連れて来られた。
    9:33 悪霊が追い出されると、そのおしはものを言った。群衆は驚いて、「こんなことは、イスラエルでいまだかつて見たことがない。」と言った。
    9:34 しかし、パリサイ人たちは、「彼は悪霊どものかしらを使って、悪霊どもを追い出しているのだ。」と言った。

    ◎ショートメッセージ
    《引き続き、一昨日と昨日の同じ箇所からとなります。

    「彼は悪霊どものかしらを使って、悪霊どもを追い出しているのだ。」
     この言葉は、パリサイ人や律法学者たちが、主イエスの成された奇跡を見て言った言葉です。

     主イエスが、三重苦(目が見えず耳も聞こえず話すことも出来ない)の人を癒される場面があります。その時にも、パリサイ人や律法学者たちは、その場に同席しています。

     マルコの福音書によれば、
    『また、エルサレムから下って来た律法学者たちも、「彼は、ベルゼブルに取りつかれている。」と言い、「悪霊どものかしらによって、悪霊どもを追い出しているのだ。」とも言った。
     そこでイエスは彼らをそばに呼んで、たとえによって話された。
    「サタンがどうしてサタンを追い出せましょう。もし国が内部で分裂したら、その国は立ち行きません。また、家が内輪もめをしたら、家は立ち行きません。
     サタンも、もし内輪の争いが起こって分裂していれば、立ち行くことができないで滅びます。確かに、強い人の家に押し入って家財を略奪するには、まずその強い人を縛り上げなければなりません。そのあとでその家を略奪できるのです。
     まことに、あなたがたに告げます。人はその犯すどんな罪も赦していただけます。また、神をけがすことを言っても、それはみな赦していただけます。しかし、聖霊をけがす者はだれでも、永遠に赦されず、とこしえの罪に定められます。」
     このように言われたのは、彼らが、「イエスは、汚れた霊につかれている。」と言っていたからである。(マルコの福音書3:22~3:30)』と書かれています。

     この時、主イエスはパリサイ人や律法学者たちを呼び寄せ、たとえを用いて諭されます。主イエスは、何度も彼らに悔い改めの機会を与えているのです。

     使徒ヨハネは、このように警告しています。
    『だれでも兄弟が死に至らない罪を犯しているのを見たなら、神に求めなさい。そうすれば神はその人の為に、死に至らない罪を犯している人々に、命をお与えになります。死に至る罪があります。この罪については、願うようにとは言いません。(ヨハネの手紙第Ⅰ5:16)』と。
     主イエスは、十字架においてすべての人の罪の身代わりとして、死んで下さいました。尊い血潮によって罪を洗い清めて下さったのです。それにもかかわらず、「赦されない罪」と「死に至る罪」があります。
     それは、聖霊をけがすことです。聖霊は主イエスの霊でもあられ、創造主なる神様の第三位格なるお方です。このお方を、故意に、意思を持って、心から、「悪霊」と罵り侮ることこそが、その罪に当たるのです。
     なぜなら、「命」を与えて下さる方を否定することは、「第二の死」の裁きしかないことになるからです。》

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