◇◆◇日々のみ言葉
2021年2月14日(日)
◎聖書箇所【マタイの福音書10章7節~10節】
10:7 「行って、『天の御国が近づいた。』と宣べ伝えなさい。
10:8 病人を直し、死人を生き返らせ、らい病人をきよめ、悪霊を追い出しなさい。あなたがたは、ただで受けたのだから、ただで与えなさい。
10:9 胴巻に金貨や銀貨や銅貨を入れてはいけません。
10:10 旅行用の袋も、二枚目の下着も、くつも、杖も持たずに行きなさい。働く者が食べ物を与えられるのは当然だからです。」
◎ショートメッセージ
《主イエスは、十二人をガリラヤの町々や村々に遣わされたのです。そのとき彼らにこう命じられました。
「異邦人の道に行ってはいけません。サマリヤ人の町にはいってはいけません。イスラエルの家の滅びた羊の所い行きなさい。」と。
これは、福音すなわち「良き知らせ」を、同胞ユダヤ人に宣べ伝えると言うことを意味しています。
そして続けて言われました。
「行って、天の御国が近づいたと宣べ伝えなさい。」と。
天の御国とは、主イエスが治める国を指しています。御国には、病人も、また様々な不具合も一切有りません。もちろん死もないのです。なぜなら、だれもが「永遠の命」をいただいているからです。
そして、「天の御国が近づいた」と言う「しるし」の為に、「病人を直し、死人を生き返らせ、らい病人をきよめ、悪霊を追い出しなさい」と命じられたのです。
この時、主イエスは間違いなく、十二使徒たちに、その権威と権能を授けられました。具体的には、聖霊をくだされたのです。
つまり、彼らは、聖霊に満たされたのです。この時には、ペンテコステは、まだ未来のことですので、聖霊は特別に選ばれた者にしか降り注がれなかったからです。
例えば、バプテスマのヨハネは、母エリサベツの胎内にいた時から聖霊に満たされていたことなどです。
そしてさらに主イエスは、「あなたがたは、ただで受けたのだから、ただで与えなさい。」と言われ、続けて、
「胴巻に金貨や銀貨や銅貨を入れてはいけません。旅行用の袋も、二枚目の下着も、くつも、杖も持たずに行きなさい。働く者が食べ物を与えられるのは当然だからです。」
とも約束されました。
この約束は、十二使徒たちだけのものではなく、主の為に全てを捨てて従った者たちにも当てはまります。それでは、いったい誰が養って下さると言うのでしょうか。
答えは、神様です。神様が必要な物すべてを与えて下さいます。主イエスの名によって、父なる神様に願い求めることは、必ず答えられるのです。もちろん、その願いと祈りは、欲望やむさぼりから出るものではあってはならないことは、言うまでもないことです。》