◇◆◇日々のみ言葉
2021年5月2日(日)
◎聖書箇所【マタイの福音書12章38節】
12:38 そのとき、律法学者、パリサイ人たちのうちのある者がイエスに答えて言った。「先生。私たちは、あなたからしるしを見せていただきたいのです。」
◎ショートメッセージ
《「この人は、ただ悪霊どもの頭ベルゼブルの力で、悪霊どもを追い出しているだけだ。」
主イエスは、パリサイ人や律法学者たちの思いとつぶやきを察しました。それで、彼らを叱責されたのです。
「木が良ければ、その実も良いとし、木が悪ければその実も悪いとしなさい。木のよしあしはその実によって知られるからです。まむしのすえたち。おまえたち悪い者に、どうして良いことが言えましょう。心に満ちていることを口が話すのです。
良い人は、良い倉から良い物を取り出し、悪い人は、悪い倉から悪い物を取り出すものです。
私はあなたがたに、こう言いましょう。人はその口にするあらゆるむだな言葉について、さばきの日には言い開きをしなければなりません。あなたが正しいとされるのは、あなたの言葉によるのであり、罪に定められるのも、あなたの言葉によるのです。」と。
それを聞いて、腸が煮えくりかえった彼らの中のある者が、主イエスに答えて質問しました。
「先生。私たちは、あなたからしるしを見せていただきたいのです。」
この訳は、非常にていねいに訳されていますが、それでは真意は伝わりません。本当ならば、
「お前がダビデの子であると言うなら、そのしるしを見せてもらおうではないか。」と言う訳のほうが、その場面に適しているかと思われます。
彼らは、主イエスを信じようとも、またメシアとして認めようともしないのです。むしろ、言葉じりを捕らえて、何とかして、主イエスを罪に定め、最高議会にかけて殺そうと企んでいるのです。
しかも、つい先ほどに、彼らの目の前で、目が見えず口の聞けない人がいやされたのです。その奇跡やしるしを見たにもかかわらず。
ここから、たとえの覚めるような偉大な奇跡を目の当たりに見ても、それで人が救われるのではないことが分かってきます。そして、人が救われることこそが、最大の奇跡であるのです。
まさに、使徒パウロが、言うことは真実なのです
『十字架の言葉は、滅びに至る人々には愚かであっても、救いを受ける私たちには、神の力です。(第Ⅰコリント1:18)』と。
もし主イエスが、彼らの要望を聞き入れて、何らかの奇跡やしるしを見せたとしましょう。彼らは信じるどころか、歯ぎしりして悔しがるだけです。それゆえ主イエスは、この後、「ヨナ書」から、み言葉を引用され、彼らに教えられるのです。》