◇◆◇日々のみ言葉
2021年7月13日(火)
◎聖書箇所【マタイの福音書16章15節~19節】
16:15 イエスは彼らに言われた。「あなたがたは、私をだれだと言いますか。」
16:16 シモン・ペテロが答えて言った。「あなたは、生ける神の御子キリストです。」
16:17 するとイエスは、彼に答えて言われた。「バルヨナ・シモン。あなたは幸いです。このことをあなたに明らかに示したのは人間ではなく、天にいます私の父です。
16:18 では私もあなたに言います。あなたはペテロです。私はこの岩の上に私の教会を建てます。ハデスの門もそれには打ち勝てません。
16:19 私は、あなたに天の御国のかぎを上げます。何でもあなたが地上でつなぐなら、それは天においてもつながれており、あなたが地上で解くなら、それは天においても解かれています。」
◎ショートメッセージ
《昨日から、シモン・ペテロによる「メシア告白」の場面の学びに入っています。
さて、ピリポ・カイザリヤに行かれた時、主イエスは弟子たちに尋ねて言われました。
「人々は人の子をだれだと言っていますか。」
「バプテスマのヨハネだと言う人もあり、エリヤだと言う人もあります。また他の人たちはエレミヤだとか、また預言者のひとりだとも言っています。」
もちろん、主イエスは神の御子ですから、人々がご自身のことを何と言っているのか、知っておりました。しかし、あえて問われたのです。
「あなたがたは、私をだれだと言いますか。」
この質問には、弟子たちは驚いたと思います。彼らは、改めて自分と主イエスとの関係を思い巡らしたと思うのです。自分にとって、このお方は何なのか、と言うことを。
この質問は、実はすべての人々に向けて、投げかけられています。なぜなら、主イエスは「すべての人の主」であるからです。
シモン・ペテロは言います。
『「神はイエス・キリストによって、平和を宣べ伝え、イスラエルの子孫にみ言葉をお送りになりました。このイエス・キリストはすべての人の主です。」(使徒の働き10:36)』と。
主イエスとすべての人との関係は明白です。たとえ、その人自身が否定しようと、また「自分とは無関係」と他人事を装ったとしても、イエス・キリストはその人に取って、創造主であり、そして裁き主でもあるからです。
大切なことは、あなたに取って、イエス・キリストはどのような存在であるのかと言うことです。
私に取って主イエスとは、「創造主なる神の御子であり、救い主であり私の主である」と答えます。
残念なことに、多くの日本の人々に取って、イエス・キリストは、歴史上における遠い過去の存在であり、何の関係もない人物になっているのです。》