◇◆◇日々のみ言葉
2021年7月12日(月)
◎聖書箇所【マタイの福音書16章13節~14節】
16:13 さて、ピリポ・カイザリヤの地方に行かれたとき、イエスは弟子たちに尋ねて言われた。「人々は人の子をだれだと言っていますか。」
16:14 彼らは言った。「バプテスマのヨハネだと言う人もあり、エリヤだと言う人もあります。また他の人たちはエレミヤだとか、また預言者のひとりだとも言っています。」
◎ショートメッセージ
《昨日と同じ箇所からとなります。
現代訳を掲載します。
『イエスは、ピリポ・カイザリヤの地方に来られたとき、弟子たちに尋ねて言われた。「この世の人々は、私をだれだと言っていますか。」彼らは言った。
「ある人々は、バプテスマのヨハネだと言っておりますし、また他の人々は、エリヤだとか、エレミヤだとか、要するに、預言者のひとりだとも言っております。」(現代訳・マタイの福音書16:13~16:14)』
現代訳は分かりやすい表現になっています。要するに、人々は、たくさんの奇跡と不異議を見、また「五千人の給食」や「四千人の給食」の奇跡を体験したにもかかわらず、「預言者のひとり」としてしか、主イエスを見ていなかったと言うことになるのです。
しかし、主イエスは、イザヤ書に預言されたメシアが行なう奇跡と不思議を、人々の前で行なわれたのです。それは盲人の目を開くことです。
『イエスがそこを出て、道を通って行かれると、ふたりの盲人が大声で、「ダビデの子よ。私たちをあわれんで下さい。」と叫びながらついて来た。
家にはいられると、その盲人たちは御もとにやって来た。イエスが「私にそんなことができると信じるのか。」と言われると、彼らは「そうです。主よ。」と言った。
そこで、イエスは彼らの目にさわって、「あなたがたの信仰のとおりになれ。」と言われた。彼らの目があいた。イエスは彼らをきびしく戒めて、「決してだれにも知られないように気をつけなさい。」と言われた。(マタイの福音書9:27~9:30)』
また、
『すると、大ぜいの人の群れが、足なえ、不具者、盲人、おしの人、その他たくさんの人を御もとに連れて来た。そして、彼らをイエスの足もとに置いたので、イエスは彼らをおいやしになった。それで、群衆は、おしがものを言い、不具者が直り、足なえが歩き、盲人が見えるようになったのを見て、驚いた。そして、彼らはイスラエルの神をあがめた。(マタイの福音書15:30~15:31)』と書かれています。
主は「世の光」です。それゆえ目を開けることがお出来になられるのです。それまでに、目を開けることが出来た預言者は一人も存在しないのです。》