• 日々のみ言葉 2021年7月26日(月)

    ◇◆◇日々のみ言葉

    2021年7月26日(月)

    ◎聖書箇所【マタイの福音書17章2節~3節】
    17:2 そして彼らの目の前で、御姿が変わり、御顔は太陽のように輝き、御衣は光のように白くなった。
    17:3 しかも、モーセとエリヤが現われてイエスと話し合っているではないか。

    ◎ショートメッセージ
    《昨日から、マタイの福音書も17章に入りました。変貌山での出来事について、学びの続きとなります。

     主イエスによって遣わされた十二使徒たちは、ガリラヤ伝道から集合場所であるピリポ・カイザリヤに集まって来ました。その時、主イエスはシモン・ペテロをメシア告白に導き、ご自身が誰であるのかを明らかにされたのです。
     それから六日たってのことです。主イエスは、ペテロとヤコブとその弟ヨハネだけを連れて、ヘルモン山に登ります。
     なぜ主イエスは、三人の側近の弟子だけを連れて登られたのでしょうか。ルカは「祈るため」であったと述べています。

    『これらの教えがあってから八日ほどして、イエスは、ペテロとヨハネとヤコブとを連れて、祈るために、山に登られた。祈っておられると、御顔の様子が変わり、御衣は白く光り輝いた。(ルカの福音書9:28~ 9:29)』

     ルカは、「祈っておられる」と主イエスのお姿が変わったと記しています。マタイによれば、彼らの目の前でお姿が変わったと言うことから、主イエスは三人の弟子たちの目の前でひざまずき祈っておられる時に変貌されたことになります。

     マルコは、
    『その御衣は、非常に白く光り、世のさらし屋では、とてもできないほどの白さであった。(マルコの福音書9:3)』と、具体的に書き記していますが、シモン・ペテロの見た有様を表現しています。

     そして、彼らが見ていますと、何とモーセとエリヤが現われます。なぜ彼らには、モーセとエリヤであることが分かったのでしょうか。彼らがその二人に会ったことは、ありえないのに。

     モーセの特徴は何でしょうか。
     モーセに現われた御使いは、このように言いました。
    『「あなたはこの杖を手に取り、これでしるしを行なわなければならない。」(出エジプト記4:17)』と。羊飼いの杖こそが、モーセである証しなのです。

     また、エリヤの特徴は、
    『彼らが、「毛衣を着て、腰に皮帯を締めた人でした。」と答えると、アハズヤは、「それはティシュベ人エリヤだ。」と言った。(第Ⅱ列王記1:8)』と書かれています。

     三人の側近の弟子たちは、聖書に書かれたその様相から、すぐにその二人が誰であるのかを悟ったのです。》

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