• 日々のみ言葉 2021年10月7日(木)

    ◇◆◇日々のみ言葉

    2021年10月7日(木)

    ◎聖書箇所【マタイの福音書21章14節~17節】
    21:14 また、宮の中で、盲人や足なえが御もとに来たのでイエスは彼らをいやされた。 21:15 ところが、祭司長、律法学者たちは、イエスのなさった驚くべきいろいろのことを見、また宮の中で子どもたちが「ダビデの子にホサナ。」と言って叫んでいるのを見て腹を立てた。
    21:16 そしてイエスに言った。「あなたは、子どもたちが何と言っているか、お聞きですか。」イエスは言われた。「聞いています。『あなたは幼子と乳飲み子たちの口に賛美を用意された。』とあるのを、あなたがたは読まなかったのですか。」
    21:17 イエスは彼らをあとに残し、都を出てベタニヤに行き、そこに泊まられた。

    ◎ショートメッセージ
    《この記事は、マタイの福音書だけに記載されています。
    「祭司長、律法学者たちは、イエスのなさった驚くべきいろいろのことを見」たと言うことは、14節に、
    『宮の中で、盲人や足なえが御もとに来たのでイエスは彼らをいやされた。』と書かれていることを指します。

     主イエスは、ゼカリヤ書に預言された通り、王の王として、主の主として入場されました。
    『シオンの娘よ。大いに喜べ。エルサレムの娘よ。喜び叫べ。見よ。あなたの王があなたの所に来られる。この方は正しい方で、救いを賜わり、柔和で、ろばに乗られる。それも、雌ろばの子の子ろばに。(ゼカリヤ書9:9)』と。

     そして、メシアであるしるしこそ、イザヤ書に書かれている通りなのです。
    『荒野と砂漠は楽しみ、荒地は喜び、サフランのように花を咲かせる。盛んに花を咲かせ、喜び喜んで歌う。レバノンの栄光と、カルメルやシャロンの威光をこれに賜わるので、彼らは主の栄光、私たちの神の威光を見る。
     弱った手を強め、よろめくひざをしっかりさせよ。心騒ぐ者たちに言え。「強くあれ、恐れるな。見よ、あなたがたの神を。復讐が、神の報いが来る。神は来て、あなたがたを救われる。」
     そのとき、盲人の目は開かれ、耳しいた者の耳はあけられる。そのとき、足なえは鹿のようにとびはね、おしの舌は喜び歌う。荒野に水がわき出し、荒地に川が流れるからだ。(イザヤ書35:1 ~35:6)』と。

     よって、主イエスは宮の中において、ご自身こそが、メシア預言の書であるイザヤ書に書かれた通り、そのしるしと奇跡を、ユダヤの長老や指導者たち、すなわち最高議会サンヘドリンの議員の前で、行なわれたのです。
     しかし、彼らは信じようとはしないのです。彼らの霊的な目はまったく曇らされているのです。
     主イエスが言われた通り、彼らこそ盲目なのです。》

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