• 日々のみ言葉 2021年11月13日(土)

    ◇◆◇日々のみ言葉

    2021年11月13日(土)

    ◎聖書箇所【マタイの福音書23章23節~24節】
    23:23「忌わしいものだ。偽善の律法学者、パリサイ人たち。あなたがたは、はっか、いのんど、クミンなどの十分の一を納めているが、律法の中ではるかに重要なもの、すなわち正義もあわれみも誠実もおろそかにしているのです。これこそしなければならないことです。ただし、他のほうもおろそかにしてはいけません。
    23:24 目の見えぬ手引きども。あなたがたは、ぶよは、こして除くが、らくだはのみこんでいます。」

    ◎ショートメッセージ
    《主イエスの、パリサイ人や律法学者たちに対する言及は続きます。

     パリサイ人や律法学者たちは、マラキ書に書かれたとおりに、忠実に十分の一を納めていました。
     マラキ書によれば、
    『あなたがたの先祖の時代から、あなたがたは、私のおきてを離れ、それを守らなかった。私のところに帰れ。そうすれば、私もあなたがたのところに帰ろう。万軍の主は仰せられる。しかし、あなたがたは、『どのようにして、私たちは帰ろうか。』と言う。
     人は神のものを盗むことができようか。ところが、あなたがたは私のものを盗んでいる。しかも、あなたがたは言う。『どのようにして、私たちはあなたのものを盗んだでしょうか。』それは、十分の一と奉納物によってである。
     あなたがたはのろいを受けている。あなたがたは、私のものを盗んでいる。この民全体が盗んでいる。
     十分の一をことごとく、宝物倉に携えて来て、私の家の食物とせよ。こうして私をためしてみよ。万軍の主は仰せられる。私があなたがたのために、天の窓を開き、あふれるばかりの祝福をあなたがたに注ぐかどうかをためしてみよ。
     私はあなたがたのために、いなごをしかって、あなたがたの土地の産物を滅ぼさないようにし、畑のぶどうの木が不作とならないようにする。万軍の主は仰せられる。
    すべての国民は、あなたがたをしあわせ者と言うようになる。あなたがたが喜びの地となるからだ。」と万軍の主は仰せられる。(マラキ書3:7~3:12)』と書かれています。

     主イエスは、パリサイ人や律法学者たちが、その収入の十分の一以上を納めていることを知っておられました。それが、はっか、いのんど、クミンなどの十分の一のことです。彼らは、自分の家の庭に植えていたのです。そして、その収穫の十分の一さえ納めていたのです。

     しかし、一番大切なことは、なぜ十分の一を捧げるか、と言うことです。それは、すべての物は、神様の一方的な恵みによって与えられるものであって、その感謝と喜びを表わす為に、十分の一を捧げることなのです。つまり動機と心が非常に大切なのです。

     ここで、主は十分の一を捧げる事を否定しているのではありません。それだからこそ、
    「ただし、他のほうもおろそかにしてはいけません。」と言われたのです。

     十分の一献金は、捧げるべきです。もし、捧げなければ、マラキ書に書かれたとおり、のろいを受けることになります。
     しかし、もし捧げるならば、神様の約束されたとおりに、祝福がやって来ます。私たちは、のろいではなく祝福を選ぶべきです。》

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