◇◆◇日々のみ言葉
2021年11月21日(日)
◎聖書箇所【マタイの福音書24章4節~8節】
24:4 そこで、イエスは彼らに答えて言われた。「人に惑わされないように気をつけなさい。
24:5 私の名を名のる者が大ぜい現われ、『私こそキリストだ。』と言って、多くの人を惑わすでしょう。
24:6 また、戦争のことや、戦争のうわさを聞くでしょうが、気をつけて、あわてないようにしなさい。これらは必ず起こることです。しかし、終わりが来たのではありません。
24:7 民族は民族に、国は国に敵対して立ち上がり、方々にききんと地震が起こります。
24:8 しかし、そのようなことはみな、産みの苦しみの初めなのです。」
◎ショートメッセージ
《受難週のことです。主イエスは、十字架にかけられる週の初めの日、すなわち日曜日に、ベタニアからエルサレムに入られました。その日こそ、雌ろばの子ろばに乗って、入場された「しゅろの日」となります。
その日から、ベタニヤとエルサレム、あるいはオリーブ山にありますゲッセマネの園とエルサレムを往復されます。
この日は、その週の何曜日になるのかは定かではありませんが、エルサレム神殿における教えと伝道を終えて、オリーブ山ですわっておられました。
そこへ、十二弟子たちが、みもとに来て言いました。
「お話し下さい。何時、そのようなことが起こるのでしょう。あなたの来られる時や世の終わりには、どんな前兆があるのでしょう。」
「人に惑わされないように気をつけなさい。私の名を名のる者が大ぜい現われ、『私こそキリストだ。』と言って、多くの人を惑わすでしょう。」
まさに、この預言は今の時代を象徴してはいませんか。何と多くの「にせキリスト」が現われたことでしょう。
「また、戦争のことや、戦争のうわさを聞くでしょうが、気をつけて、あわてないようにしなさい。これらは必ず起こることです。しかし、終わりが来たのではありません。」
ミャンマーやアフガニスタンにも、この預言が的中しています。キリスト教には否定的な国であることは言うまでもありません。
「民族は民族に、国は国に敵対して立ち上がり、方々にききんと地震が起こります。」
地球温暖化により、多くの開発途上国において、気候変動が起こり、作物の不作が続いています。
また内戦により、多くの難民に飢饉が襲っています。まさに、今の時代は、主イエスの言われる「時代」なのです。しかも、その最終段階です。
「しかし、そのようなことはみな、産みの苦しみの初めなのです。」
やがて、この世界に、さらなる衝撃的なことが起こると信じます。》