• 日々のみ言葉 2021年11月26日(金)

    ◇◆◇日々のみ言葉

    2021年11月26日(金)

    ◎聖書箇所【マタイの福音書24章15節】
    24:15「それゆえ、預言者ダニエルによって語られたあの『荒らす憎むべき者』が、聖なる所に立つのを見たならば、(読者はよく読み取るように。)」

    ◎ショートメッセージ
    《引き続き同じ箇所からとなります。
     ヨハネの黙示録では、主イエスが言われた『荒らす憎むべき者』は「獣」となっています。しかも、その獣を補佐する「もう一匹の獣」についても、ヨハネは言及しています。

     今は、真に「終わりの時代」です。しかも、主イエスが花婿として、花嫁である「公の教会」を迎えに来られる時は、何時であっても不思議ではない状況です。明日かも知れませんし、もしかしたら今日かも知れないのです。
     その時、御使いによってラッパが吹かれ、「ここに上れ」と言う御使いの長(おそらくガブリエル)の声が発せられるのです。
     主イエスの十字架の御わざを信じ、悔い改め、その流された尊い血潮によって、罪赦された者は、天に響くラッパの音を聞き、御使いの長の声を聞くことが出来ると信じています。

     『荒らす憎むべき者』が、聖なる所に立つのを見たならば』と主イエスは言われますが、かつて、主がこの事を語られた時の約200年ほど前の紀元前175年頃に、シリアの王アンティオコス・エピファネス4世によって、すでに、ダニエルの預言は成就しています。しかし、それは、あくまで前兆(ひな形)であって、必ずもう一度、そのことが成就することを、主は言われています。

     ここで、大きな疑問が湧いて来ます。それは、反キリストは、今この世界に存在しているのかどうか、と言うことです。
     使徒パウロはこう言っています。
    『あなたがたが知っているとおり、彼がその定められた時に現われるようにと、いま引き止めているものがあるのです。
     不法の秘密はすでに働いています。しかし今は引き止める者があって、自分が取り除かれる時まで引き止めているのです。その時になると、不法の人が現われますが、主は御口の息をもって彼を殺し、来臨の輝きをもって滅ぼしてしまわれます。
     不法の人の到来は、サタンの働きによるのであって、あらゆる偽りの力、しるし、不思議がそれに伴い、また、滅びる人たちに対するあらゆる悪の欺きが行なわれます。(第Ⅱテサロニケ2:6~ 2:10前)』と。

     結論を言います。
     今、現在、すでに大人として存在しています。しかし、「引き止めるもの」によって、すなわち聖霊様によって、引き止められています。
     よって、誰が「反キリスト」であるのかは分からないのです。特定したり断定したりすることは出来ないのです。ただ、言えますことは、その人物はヨーロッパから出て来る可能性が非常に高いと思われます。しかし教会が携挙されなければ、分からないのです。》

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