◇◆◇日々のみ言葉
2021年12月1日(水)
◎聖書箇所【マタイの福音書24章32節~35節】
24:32「いちじくの木から、たとえを学びなさい。枝が柔らかになって、葉が出て来ると、夏の近いことがわかります。
24:33 そのように、これらのことのすべてを見たら、あなたがたは、人の子が戸口まで近づいていると知りなさい。
24:34 まことに、あなたがたに告げます。これらのことが全部起こってしまうまでは、この時代は過ぎ去りません。
24:35 この天地は滅び去ります。しかし、私の言葉は決して滅びることがありません。」
◎ショートメッセージ
《主イエスは、引き続き「終わりの時代」に起こることを、そしてその前兆のことについて、弟子たちに話しています。
「いちじくの木から、たとえを学びなさい。枝が柔らかになって、葉が出て来ると、夏の近いことがわかります。そのように、これらのことのすべてを見たら」と言われましたが、これらのこととは、どのようなことでしょうか。
それは、
①主イエスの名を名のる者が大ぜい現われ、『私こそキリストだ。』と言って、多くの人を惑わすこと。
②戦争のことや、戦争のうわさを聞き、民族は民族に国は国に敵対して立ち上がること。
③方々にききんと地震が起こること。
④主イエスの名のために、すべての国の人々に憎まれること。
⑤にせ預言者が多く起こって、多くの人々を惑わすこと。
⑥不法がはびこるので、多くの人たちの愛が冷たくなること。
⑦『荒らす憎むべき者』が、聖なる所(エルサレム神殿)に立つこと。(その前に、エルサレムに第三神殿が建設されることになる。)
⑧太陽は暗くなり、月は光を放たず、星は天から落ち、天の万象は揺り動かされること。
これらのことが起こると、主イエスは再臨されると言われるのです。今現在の世界の状況はどうでしょうか。この条件に当てはまらないものは、ほんの2・3ではないでしょうか。特に、エルサレムには、まだイスラム教の「岩のドーム」が存在しており、本来はその場所にこそ、聖なる神殿があるべきなのです。
主イエスが言われたことは、やはり二重の意味が含まれていて、私たちに携挙の時が近いことを教えているのです。
そして、公の教会がこの地上から取り去られた後、まだ世界には、7年間と少しの時間が残されることになります。それが大艱難時代なのです。
大艱難時代の最後に、天の万象は揺り動かされます。これは、天が動くのではなく、地球の地軸が、数度ずれることを意味していると考えられています。》