◇◆◇日々のみ言葉
2021年12月2日(木)
◎聖書箇所【マタイの福音書24章32節~36節】
24:32「いちじくの木から、たとえを学びなさい。枝が柔らかになって、葉が出て来ると、夏の近いことがわかります。
24:33 そのように、これらのことのすべてを見たら、あなたがたは、人の子が戸口まで近づいていると知りなさい。
24:34 まことに、あなたがたに告げます。これらのことが全部起こってしまうまでは、この時代は過ぎ去りません。
24:35 この天地は滅び去ります。しかし、私の言葉は決して滅びることがありません。
24:36「ただし、その日、その時がいつであるかは、だれも知りません。天の御使いたちも子も知りません。ただ父だけが知っておられます。」
◎ショートメッセージ
《現代訳を掲載します。
『「いちじくの木からのたとえを学びなさい。その枝がすでに柔らかになって、葉が出て来ると、夏の近いことがわかります。
それと同じように、私が今話したこれらの印を見たならば、あなたがたは、私がもうすぐ来るのだいうことを知りなさい。
よく言っておきますが、確かに、これらのことがすべて起こるまでは、この世は滅びることがありません。
しかし、この天地は必ず滅び去ります。けれども、私が語ったことは必ず成就します。ただし、その日がいつであるかについては、あなたがたには分かりません。それは、天の御使いたちにとっても、また、私にとっても関心事ではありません。私がもう一度この世に来るという事実は大切ですが、その時がいつであるかということについては、天のお父様の権限の中にだけあることです。」』
毎年、季節はやって来ます。数年前までは、四季の変わり目がなかなか分かりにくく、まるで夏と冬しかないような感じがしましたが、今年は、春夏秋冬の区別がはっきりしているような気がします。
これも、飛行機があまり飛ばなくなったからでしょうか。また、世界的に、「地球温暖化」に対する取り組みが、本格的になって来たからでしょうか。感謝なことです。
主イエスは、「いちじくの木」を用いて、たとえを話されています。このたとえを用いる為に、弟子たちに、印象強くする為に、いちじくの木を呪われたのかもしれません。
マタイの福音書には数日前に起こった出来事が書き記されています。
『翌朝、イエスは都に帰る途中、空腹を覚えられた。道ばたにいちじくの木が見えたので、近づいて行かれたが、葉の他は何もないのに気づかれた。それでイエスはその木に
「おまえの実は、もういつまでも、ならないように。」と言われた。すると、たちまちいちじくの木は枯れた。弟子たちは、これを見て驚いて言った。
「どうして、こうすぐにいちじくの木が枯れたのでしょうか。」(マタイ21:18~21:20)』と。
そして、主は言われます。「この天地は滅び去ります。」と。
いちじくの木が枯れたように、この世界は滅びることになるのです。》