◇◆◇日々のみ言葉
2021年12月3日(金)
◎聖書箇所【マタイの福音書24章37節~39節】
24:37 「人の子が来るのは、ちょうど、ノアの日のようだからです。
24:38 洪水前の日々は、ノアが箱舟にはいるその日まで、人々は、飲んだり、食べたり、めとったり、とついだりしていました。
24:39 そして、洪水が来てすべての物をさらってしまうまで、彼らはわからなかったのです。人の子が来るのも、そのとおりです。」
◎ショートメッセージ
《今回も、現代訳を掲載します。
『「私がもう一度この世に来るのは、ノアの洪水の時と同じようです。洪水の前には、ノアが箱舟にはいる日まで、人々は食べたり、飲んだり、めとったり、とついだりしていました。まさか洪水が起こるなどとは思ってもいなかったからです。
そして、洪水が襲って来て、すべてを取り去ってしまうまでは、気がつきませんでした。私がもう一度この世に来る時も、これとちょうど同じです。」
ノアの箱船のことは、誰もが知っています。
創世記には、
『ノアは、自分の息子たちや自分の妻、それに息子たちの妻と一緒に、大洪水の大水を避けるために箱舟にはいった。
きよい動物、きよくない動物、鳥、地をはうすべてのものの中から、神がノアに命じられたとおり、雄と雌二匹ずつが箱舟の中のノアの所にはいって来た。
それから七日たって大洪水の大水が地の上に起こった。ノアの生涯の六百年目の第二の月の十七日、その日に、巨大な大いなる水の源が、ことごとく張り裂け、天の水門が開かれた。そして、大雨は、四十日四十夜、地の上に降った。(創世記7:7~7:12)』と書かれています。
この預言は、携挙の預言です。なぜなら、主イエスが聖徒たちを引き連れて再臨される時は、天に「人の子」のしるしが現われるからです。しかも、そのしるしを、その時に生き残っている世界中の人々が、悲しみの涙と共に見ることになるのです。
しかしここでは、主イエスは「気がつきませんでした」と預言しています。もちろん、その後に洪水が襲って来れば、誰でも分かります。
携挙によって、公の教会に属する聖徒たちが、世界中から取り去られたのなら、その後すぐに、世界の国に「臨時ニュース」が流れるはずです。大失踪事件のニュースとして。
この次に成就する聖書の預言は、紛れもなく「携挙」です。その時、あなたは取り去られた人々の中にいて、主と共にいるのでしょうか。それとも残された人々の中にいて、臨時ニュースを耳にするのでしょうか。
その境目は、主イエス様と共に、十字架を担いで歩いているか、否かにかかっていると言っても、言い過ぎではないのです。
もちろん、ラッパの音と御使いの長の声を聞くその時までは、日々の普通の働きと、この世の光として、地の塩として、立ち続けるべきであることは言うまでもありません。》